シングルマザーの実家暮らしは甘え？【部外者から心を守る方法】

さまざまな事情で実家で同居しているシングルマザーのあなた「いい御身分ね～」とイヤな思いをしたことがあるのも一度や二度じゃないかもしれませんね。

この記事では、そんなやつらから心を守るためのハックを経験者の私が解説しています。

「実家暮らしのシングルマザーは甘えている」といわれる理由

結論を一言で言うと色んなメリットを享受「してそう」だから。

ここでは、シングルマザーが実家暮らしで甘えていると言われる理由を3つ解説します。

経済的なサポートがありそう

• 家賃
• 食費
• 光熱費
• 雑費もろもろ

実家暮らしだと月数万円、家に入れれば「あとはおこづかいなんだろ！？」と勝手に羨んでくる人いますよね？

ですが、家計負担に関しては各家庭それぞれです。負担ゼロで実家に住む人もいれば家計の大半を担うシングルマザーがいるのも事実。

子育てや家事の負担が少なそう

「家事や子育てを親に手伝ってもらっていそうで楽してそう」＝甘えていると認識する人もいますよね？

こちらも家計と同様、各家庭で大きく差があります。協力的な親もいれば、むしろ親世代の家事負担をすべて担っているシンママもいるので一概には言えません。

自立心が欠如していそう

シングルマザーで実家暮らし＝「自立心が欠如していそう」という発想になる人もいます。

すべての家事育児、生計を立てるための仕事を一人でこなしてこそ、真のシングルマザーと無意識のうちに思っているゆえですね。

シングルマザーの実家暮らしのメリット・デメリット【ぶっちゃけ】

私自身は実家の近くで親とは別居していますが、離婚前の昼逃げ当時は精神が不安定だったため借りたアパートには帰らず実家に1ヶ月ほど住み着いていた経験があります。

やはり自分が「親」となってから、親と同居するのと、自分が「子ども」の立場のまま親と同居するのではやや勝手が違いましたね。

シングルマザーが実家で暮らすメリット

経済的にはやはり楽

実家に住むことでやはり、経済的にラクになるシングルマザーは多いのではないでしょうか？

だって、家賃や光熱費、食費や生活にかかる諸々ってどんなに節約しても10万円近くはかかるもの。それをたとえば定額で「月5万円」実家に入れるとなれば、貯蓄もサクサク進みます。

人がいる安心感

個人的には安心できる大人がすぐそばにいる安心感は、実家暮らしだからこそだなーと感じます。

特に離婚前後は精神面で安定しない場合もありますよね？そんなとき、話をしなくてもそばに大人がいるのといないとでは大違い。得体のしれない不安感などに襲われることがかなり少なくなります。

ただ、親との関係性があまりよくないケースだと傷口に塩、みたいなケースもあるので、あくまで親との関係が良好であれば、の条件付きにはなってしまいます。

子育てのサポート

同じ家に大人がいるからこそ、ちょっとした子育てのサポートも受けることができます。基本的な育児はたとえば

• 病院に行く
• 銀行に行く
• 夜中に急遽必要なモノを買いに行く

こんなとき、短時間でも子どもを見てくれる人がいると本当に楽ですよね。基本的な育児はママが担うにしてもサポーターがいるのは心強いです。

シングルマザーが実家で暮らすデメリット

実家で暮らすことは物理的なメリットは大きいですが、親との関係性や価値観の違いによっては精神的なストレスとなることも。

主に、メンタル面でのデメリットを2つ解説します。

他者と暮らすストレス

親であれ自分とは違った人間です。そんな他者と再度暮らすのは大きなストレスになるケースも。

自分が親の庇護下で暮らしていた時と違って、自分が子どもを育てる身となると自分なりの考えや方針がありますよね？

そこを理解してくれる実家の面々であればいいですが「〇〇すべき」などと口を挟まれ続けると、結構シンドイですよね。同居している立場としては強くでれない、などもストレスの原因となります。

場合によっては自己肯定感がグッと下がる

特に自立心、独立心が強い人がやむなく「実家で暮らす」選択をした場合、自己肯定感が下がるケースが多いです。

また、親との関係が上手くいかなくなった、となると私の場合離婚のダメージにくわえて「誰とも上手く関係を築けない・・・」と自己肯定感が下がる可能性も強く感じていました。

▶実家暮らしがストレスフルな人はこちらを読んでくださいね。

▶実家を出るのはお金がかかる。そこがネックな人はお得に家を出る方法を読んでみて。

シンママの実家暮らしが甘え？攻撃から心を守るためには

そもそも、実家暮らしが甘えであると他人が評価すること自体がナンセンス。ですが、自分より立場が弱いシングルマザーだと何を言ってもいいと思う人間もいるのも事実。

ここでは、実家暮らしのシングルマザーを心無い言葉で傷つけてくる人からの心の守り方を解説します。

自分の情報は漏らさない

「シングルマザーだから苦労しているだろう」と他人の不幸は蜜の味と、色々探ってくる人って必ずいます。

私はこういう「シンママは苦労すべき論者」とは距離を取っています。とはいえ、関係が切れない場合もありますよね。そんなとき具体的にどうしているかというと

聞かれても「ん～、どうなんでしょう～」と自分の情報は与えない。

あと「実家暮らしでラクできていいね」と言われたら、共通のこどおじやこどおばを引き合いに出して「それって〇〇さんもですよね？？そんなこと言ったらまずいんじゃないですか？？」とこどおじやこどおばに言っているかのようにしてなすりつける、という荒技まで使います。

自分が「選択」していることを誇りに思う

実家で暮らしていようがいまいが、その選択をしたのはあなた自身。まずはそれを自分で認めて褒めてあげませんか？

だって、どちらにせよ今の状況の中でさまざまな事情を加味しつつ、もっともベターな選択をしているはず。

• 経済的な余裕をつくるため
• 子どもに寂しい思いをさせないため
• 自分のメンタルの安定のため

つまり、自分の人生のかじ取りは自分でできている。それって自立できていますよね。まずはそこを自分で認めてあげてくださいね。

稼ぐ

「稼ぐ」も心無い人からの攻撃から密かに心を守るのに絶大な効果を発揮します。

私自身、副業のwebライターとして月数万円稼ぐようになって、正直自己肯定感が爆上がりしました。

• 忙しいので他人の言動に構う暇がない
• 金銭的な余裕が心の余裕につながる

他人が何か言っても「あー、この人何も知らないのに何か言ってる・・・（笑）」って感じのメンタルに自動的に切り替わりました。

▶実際副業ってどうなの？続けたらどうなるか知りたい人はこの記事がおすすめ。

▶実家という心強いサポーターがいるなら本業でがっつり働くのも賢い選択。

不幸な人なんだなと憐れむ

シングルマザーに嫌味や「ラクするな！」と言ってくる人って、十中八九、満たされてない。何かしら不幸なんですよ。

要は、自分より下に見ている、不幸であるべきはずのシングルマザーがイージーモードで暮らしているのが癪なんですよね。「自分はこんなに頑張ってるのに、なんでお前がそんな楽してるんだ！？」ってなるわけです。

個人的には他人のこういった言動はリトマス試験紙にしています。つまり他人の生き方や生活に「頑張ってるね！すごいね！」って言える人はお金も心も余裕がある人が多いです。

ですが、そうでなく攻撃的な人に対しては「あ、この人色々と余裕がないんだな、可哀そうに・・・」ってそっと距離を置く。

まとめ｜実家暮らしは甘えじゃない！自分が納得いく決断を

シングルマザーだからと言って下に見て偉そうに「楽している」と言う人のために、自立した方がいいのかな～と悩む必要はありません。

だって、その人が私たちの人生に責任を持ってくれるわけじゃないから。

ただ、親のサポートがないと暮らせない状況が不安という場合は、実家に暮らしながらいつでも自立できるよう体制を整えておく方がいいと思います。

自立には経済力とマネーリテラシーが大事。この2つがあればメンタルも安定します。

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