事務職のメリット・デメリット【事務歴12年がリアルに語る】

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事務職のメリット・デメリット
この記事はこんな人におすすめ
  • 異業種から事務に転職しようか迷っている
  • 事務のメリット・デメリットを知りたい
  • 事務のデメリットを解消する方法を知りたい

この記事では事務職のメリット・デメリットをくわしく知りたい人に向けて、

  • 事務歴12年の現役事務員
  • 営業からの異業種転職経験者
  • 事務で計5社勤務経験あり

上記のスペックの私が実体験を交えてリアルな情報をお届けします。

デメリットの解消方法も紹介しているので「今の仕事がきつすぎる、事務に転職しようかな?」という人はぜひ見てくださいね。

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目次

そもそも事務職って?事務にもさまざまな種類がある

事務と一口にいっても、細かく分けるとこんなに職種があります。

仕事内容も結構違います。

  • 一般事務
  • 営業事務
  • 経理事務
  • 総務事務
  • 医療事務
  • 調剤事務
  • 貿易事務
ナユ

私が経験したことがあるのは、一般事務、営業事務、経理事務、総務事務、会計事務かな!

事務職の難易度・忙しさ・給与は?【経験者が語る】

私が経験した、一般事務、営業事務、経理事務、総務事務、会計事務、この5つの事務限定にはなりますが、事務職の難易度・忙しさ・給与など私の経験からお話します。

事務職の職種別難易度は?

結論からいうと

会計事務>経理事務>営業事務>総務事務>一般事務

会計になると税金などの専門的な知識が必要になってくるので、慣れるまでは少し勉強が必要かもしれませんね。ただ、どれも基本的にはルーティーンワークなので1年間通して働くと大体の流れをつかむことができると思います。

ナユ

ただ転職活動の難易度でいうと一般事務が一番キツイよね。

専門知識がなくても挑戦しやすいのは一般事務ですね。仕事自体はむずかしくないのですが、その分募集に人が殺到しやすく転職の難易度だとこの順番が逆転します。

事務職の職種別忙しさは?

事務の中でも職種別の忙しさって気になりますよね?

あくまで私が経験した中での話ですが、体感としては以下のとおり。

営業事務>経理事務/会計事務>総務事務>一般事務

基本的にそれぞれの「締めの時期」「繁忙期」になるとどの仕事も若干忙しくはなりますが、1日中、1年中忙しさが継続する感じではないですね。

ですが、営業事務に関してはお客さんや営業からバンバン電話がかかってくるので「あ…….もうこんな時間」と1日が終わる体感スピードは速め。暇な方が辛い!という人には向いていると思いますよ。

事務職の職種別給与は?

事務でも職種別によって給与が違うのかもかなーり気になるところですよね?ズバリお答えすると

仕事内容より会社による!!

モンスター

おい!?

ナユ

ゆるーくお茶飲みながら正社員で働いている今より、時給950円で働いているときの方が忙しかったよ

5社経験した結果がこれ。結局何をするかより、どこで働くか資金力があって給与ベースが高い会社にするっと入ってしまうのが賢明。

つまり、零細企業や家族経営の会社よりなるべく規模の大きい会社に入った方がいい!という結論に至りました。

ただ、一般事務より専門知識が必要な会計事務、経理事務の方が一般的には給与は高い傾向にあるので個人的にはそういった専門性のある事務を目指して行く方がいいのかなと思います。

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事務職のこれがツラい!デメリット5選

ではさっそくですが、12年事務職を続けてきて感じるデメリットを5つ紹介します。他の職種と比較してのデメリットをくわしく解説します!

  1. 給料が安い
  2. 採用の門戸がせまい
  3. 会社によっては暇すぎる
  4. 人間関係が悪いとキツイ
  5. 転職に有利なスキルがない

給与が安い

事務職は他の職種と比較すると、給与が低くなりがち。

なぜなら間接要員、つまり営業のように直接的に利益を生み出すポジションではないから。

ナユ

東京は20万超えも見かけますが、それ以外は転職だと20万円以下でスタートがほとんどだと思う。

「収入が少ないのがネックだな」と感じる人は副業で収入を増やすのがおすすめです。私もライターをしたり副業で稼いでいます。事務職は残業が少なかったり体力的にも余裕がある分副業はしやすいですね。

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採用の門戸がせまい

年々、事務職での正社員採用って厳しくなっています。

なぜなら、ITの進化で事務処理がシステム化し簡素化されてきているから。昔みたいにすべて手書きでとか電卓で計算して~みたいなアナログな処理ってないですよね?

そうなると事務を担う人間が少なくて済みます。つまり、事務職としての求人自体も減るというわけです。

ナユ

それにコスト減のため、正社員でなくパートや派遣での雇用が増えているよね。

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会社によっては暇すぎる

事務は会社によりシーズンで繁忙期や閑散期があるケースも多く、また1ヶ月の中でも忙しい時とそうでない時があるケースが多いです。

私の場合、事務で5社勤めてきましたが、フルタイムの正社員だと時間を持て余す、要は「暇だなー」と感じることが多々ありこれが結構苦痛でした。

ナユ

変にマジメなので「やること探さなきゃ!」ってなるのがツラい

一方パートだと労働時間が6時間くらい。そこそこやることもあり事務の1日の仕事量からいうと6時間が適正がなのでは……?と勝手に思っています。暇って結構ツラいですからね。

人間関係が悪いとツラい

事務職はオフィスの中での仕事ゆえ、人間関係が悪いとかなりキツイです。

こればっかりは、相性や社風など入ってみないとわからないのである意味ガチャではありますよね。

仕事内容や給与面より、人間関係が悪いと続けられないと思います。

転職に有利なスキルがない

今、私自身直面している事務職のデメリットとして「転職に有利なスキルが身につかない」という点を挙げておきます。

特に一般事務は仕事の難易度も低く、比較的楽な仕事ですごくいいのですが、いかんせん転職に有利なスキルや知識が身につきづらい職種。

ナユ

気を配ったり目に見えないスキルは身につくんだけどね。

しかもITやDX化を推し進める会社も増えていく中、この事務職という仕事も縮小傾向にあります。そんな中転職!となったときアピールできるようなスキルがないのはかなり痛手だと思うのです。

そこを少しでも解消するために、総務事務や経理事務など専門性のある事務に挑戦する、事務職にこだわらないならWEB系の仕事に手を広げてみるなど、少し戦略的に動いていった方がよさそうです。

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事務職を続けてきたからこそ感じる魅力的なメリット6選

上で散々デメリットを挙げてきましたが、なんだかんだいって12年も事務職を続けてきているのはメリットが圧倒的に多いからだと個人的には思っています。

メリットはたくさんありますが「日々生きるのだけでしんどいので、極力受けるプレッシャーを最小限にしたい」っていう人には本当におすすめです。

ナユ

細かいメリットは以下で解説するよ!

  1. 仕事のペースをコントロールしやすい
  2. 体力的に楽
  3. 定時で帰りやすい
  4. 子育てと両立しやすい
  5. PCスキルやビジネスマナーが身につく
  6. ノルマなどがなくて気楽

仕事のペースをコントロールしやすい

事務の魅力は仕事のペースをある程度自分でコントロールしやすいところです。

たとえば、

  • 来週有給を取りたい➡前倒しで仕事
  • デートなので残業はしたくない➡休憩時間短くして頑張る
  • ダルイので帰りたい➡その日絶対やらないといけない仕事だけする

とにかく自分の予定に合わせて「絶対やっておかねばならない仕事だけ」終わらせておけば問題なし!事務職は基本的にルーティーンワークなので急に降ってくる仕事もそこまで多くはありません。終わりそうにない場合は、休憩時間返上、もしくは少し早く出社して終わらすなど自分の裁量である程度コントロールできるのはかなりのメリットです。

体力的に楽

事務は基本的にオフィスワークなので体力的には楽

以前、営業の仕事をしていましたが、やはり移動が多かったり、雨や雪、暑さ寒さをモロにくらうと地味に体力が削られます。そのため家に帰るとヘトヘトで気が付くと床で寝ている始末。23時に再び起床そしてメイクを落として風呂、といったギリギリな生活になっていました。

ナユ

体力的にキツすぎて平日遊びに行くなんてもっての他だったな……

人間らしい生活をするためにも体力は残しておく方がベター!特に体力がない、人と働くだけでエネルギーを消耗するっていう人は体力的に楽な仕事、事務を選ぶのは賢い選択だと思いますよ。

定時で帰りやすい

事務は圧倒的に定時で帰りやすい職種です。

残業すると残業代が発生します。冒頭でも述べたように、事務は利益を生まないポジションなので会社としてはそれはなるべく避けたいと考えるところも。ただ、仕事量が多く残業が慢性化している会社もあるのでそれは転職前にチェックが必要です。

現に私が勤めた5社は、定時になると当然のように皆帰ります。残業していると「もう帰りや??」と上司から心配される。アフターファイブを充実させたい人は事務は最高ですよ。

子育てと両立しやすい

事務は子育てがしやすい職種です。

私が12年も事務を続けている大きな理由。もちろん会社はよりますが、私が勤めた会社では

  • 残業少ない
  • 急な有給でも取りやすい
  • 自分のペースで仕事ができる

保育園のお迎えや急な子どもの病気でも休みやすいのは実感しています。あくまで裏方なので大事な会議、プレゼンや営業に行くなど「この日は絶対外せない!」という仕事はほぼないので育児中の私にとっては非常に働きやすい。

ナユ

仕事が溜まれば自分が頑張ればいいだけのは本当に気楽。

PCスキルとビジネスマナーがみにつく

私が事務職に転職してよかったと感じるのは、PCスキルとビジネスマナーが身についたところです。

事務の前は個人営業をしていましたが、会社はフランク、いかに顧客と仲良くなるかがメインテーマで

  • ビジネスメールの送り方
  • 社会人としての振舞い
  • 電話応対スキル
ナユ

この辺がまったく身についてなくて不安しかなかったよ

「上座・下座がよくわかってない」「エレベーターでの立ち位置」などビジネスマナーと呼ばれるものが一切身についておらず「これ、今の会社だからいいけど社会人として大丈夫そ??」と内心ひやひや。ですが、オフィスワークである事務職だと周りの人の動きから学べます。

また、パソコンについても毎日触れるので、ワード・エクセルといったあたりは問題なく使えるようになり安心!

ノルマなどがなくて気楽

事務の仕事はノルマやプレゼンなど、心臓がギューッとする機会が少ないのもメリットですね。

私は営業時代は毎朝目が覚めると「また、1日がはじまる……」とノルマ地獄に絶望的な気持ちを抱いていましたが、今はそれがなくそういった仕事のプレッシャーという意味ではストレスがかなり少なくなっていますね。

ナユ

もちろん、ダルイなって気持ちは毎朝ある(笑)

ナユ

ただ地球、滅亡してくれんかな?とまでは思わなくなったのは事務に転職してからだわね。

「詰められるのがイヤ」「メンタル弱い」って人はミスせず淡々とこなせばOKな事務はおすすめな仕事ですね。

結論:事務は年をとればとるほど働きやすい職種【一生事務するわ】

結論から言うと、事務ってすごく働きやすい職種だと個人的には思います。

  • ライフワークバランスを重視したい
  • 育児や介護と両立しながら働きたい
  • 定年まで長く働きたい

仕事で消耗することなく、細く長く働いていく戦法を取りたい人メンタル弱いので毎日気合いが必要な仕事はムリ、こんな人には最適だと思いますよ。

ナユ

私は一生事務やな!

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この記事を書いた人

専業主婦からの計画的離婚で資産1,500万以上築いた人

シングルマザーの「お金」「仕事」「生活」を整え、生活向上を目指すためのブログ。別居~離婚後の気になるリアルを発信中。

都会⇔田舎を10年スパンで行き来。都会暮らしと田舎暮らしのリアルとギャップを発信。

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