シングルマザーの転職が上手くいかない時の対策と考え方

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シンママの転職

「職場の人間関係に疲れた」、「子どもを育てるために収入を上げたい」、「土日祝休みで子どもがいても働きやすい」など転職活動をしているけれど、なかなか転職活動が上手くいかないと悩んでいるあなた!

この記事では、専業主婦からパート→パート→正社員→正社員と子持ちで3回の転職経験を持つナユが、シングルマザーの転職が上手くいかない原因とその対処法、そして上手くいく転職活動のヒントと利用すべき転職サイトや転職エージェントを紹介しています。

目次

シングルマザーの転職が上手くいかない!よくある原因5つ

シングルマザーが転職活動をする上で、私自身感じた上手くいかない原因や面接時に聞かれるポイントをピックアップ。転職の壁となる原因をしっかりと理解することで対策も練りやすくなるので、まずは自分はどれに当てはまるかチェックしましょう!

・子どもの病気で急な休みがある

・残業や休日出勤に対応できない

・スキル不足

・経験不足

・年齢制限に引っかかる

シングルマザーの転職を成功に導く対策5選

原因があるなら対策をこうじれば、大丈夫。

何よりも、企業側に「あなたが不安に思う点は理解していますよ。できる対策はしています!」という姿勢とアピールが大事です。

シングルマザーが働きやすい会社や仕事の見分け方のコツをもっと知りたい人はこちら!

子どもの預け先を複数確保する

子どもがいると必ずといって聞かれるのが「子どもが熱を出した際は、どうしますか?」というもの。とにかく以下のようにできる対策は事前にしているというアピールが大切

病児保育に登録

・実家にお願いする

ファミリーサポートサービスに登録

民間のシッターサービスに登録

注意したいのは、「あくまでいざというときは利用しますが、無理な場合はお休みしますよ」ときちんと伝えておくこと。

転職活動期間が長くなってくるとつい目先の「内定」にとらわれがち。ですが「無理なく働ける環境」を探すという目線を忘れずに。こちらも働きやすい企業であるかをチェックする感覚も持っておきましょう。

「例えば、御社の社員でお子さんが熱を出された場合はどのように対応しているケースが多いですか?」と逆質問してみると、子どもがいても働きやすいかチェックできるでしょう。

残業や休日出勤も柔軟に対応する姿勢をみせる

「残業や休日出勤に全て対応できないから、きっとダメだ・・・」なんて思っていませんか?

対処法の結論は、

「〇〇は難しいですが、▲▲なら可能です」と代替案、許容範囲を示すこと

例えば、「日曜日の出勤は難しいですが、土曜日なら保育園に預けられるので出社可能です。」、「急な残業は難しいですが、翌日早く出社して対応可能です。」と柔軟に対応する姿勢をみせることが重要です。

現在は、育児と両立する男性社員、介護と両立する社員なども多く全員が「いつでも残業、休日出勤OK!」というケースこそ少ないです。

転職活動が上手くいってないと、つい視野が狭くなりがち。「シングルだから」といって必要以上に卑屈にならなくて大丈夫ですよ。

スキル不足は資格でカバー

スキル不足の解決策は3点

資格を取得する

勉強中であることをアピール

スキルなしでも応募できる転職サイトやエージェントを活用

スキルがないのは仕方ありません。であれば、悩んでいるよりもスキルを身につけてしまいましょう。

ナユ

資格取る費用対効果や労力を考えて二の足踏んじゃう・・・

モンスター

資格はあって邪魔にはならん!!経験がないならなおさら資格に頼っていけ!

スキルを証明するのに手っ取り早いのが資格。取得に至らなくても勉強中をアピールし、〇月頃には資格取得予定というのもあり!   

例えば

事務職→MOS資格

経理→日商簿記3級

病院窓口→医療事務

資格なんてムダ!とは言わせない!専業主婦から資格を取って転職活動無双した話はこちら。

マジで資格もスキルもないんだが?というあなたにおすすめな資格を紹介!

スキルなしでも応募できる転職サイトやエージェントは後で紹介します。

経験不足はスモールステップで実務経験を

ナユ

これはハロワで聞いた話やけど、採用するとなると
実務経験+資格あり>実務経験あり>資格あり>全くの未経験が定説らしいで!

経験不足の対処法は、とにかく経験を積むしかない!のですがその積み方ですよね。

対処法は、

スモールステップで経験を積む!!!

どういうことかというと、まずはパートや派遣、紹介予定派遣などで経験を積んでからさらにステップアップを考えるということです。「正社員」、「年収300万以上」、「土日祝休み」などの好条件はどうしても競争率が高くなるのは仕方ありません。一足飛びにそこを目指しているため、なかなか採用されなくて落ち込むというループにはまっていませんか?

ナユ

パートから正社員に転職したけど、やっぱ実務経験があるのは大きいで!専業主婦からパートより、パートから正社員の転職の方が楽やった!

私の場合、1年ほどパートで経験を積んだら正社員への道が開けたので、パートで経験を積みつつ転職活動をすすめるのも作戦の一つ。

年齢制限を突破する

35歳転職限界説がささやかれていましたが、現在はその傾向は薄まってきたと感じます。ただ、これもスキルがあればの話。

一般事務などあまりスキルが要求されない職種においては、まだまだ年齢で足切りされるケースは多いです。

対策としては、

とにかく今が一番若いのであきらめずに転職活動をする

出産の可能性がないことをアピール

オンライン秘書などオンラインでできる仕事にフォーカスする

オンラインで年齢制限を突破する!リモートワーク求人を効率よく探したい人はこちら!

シングルマザーが転職サイトを厳選するべき理由と効果的な活用方法

転職活動を自力で頑張っていませんか?シングル以前に子持ちで働くとなると、バリバリ働けそうな男性や未婚女性と同じ土俵で戦うのは不利なのは間違いありません。

そこで大切なのが、利用する転職サイトやサービスの選び方です。また、その転職サイトやサービスの効果的な活用方法も実体験を交えてお伝えします。

シングルマザーが転職サイト・エージェントを厳選すべき理由

ただでさえ忙しい私たち。応募する企業に合わせて履歴書を準備するのも大変です。なるべく、効率よく活動するためにも、シングルマザーこそ転職サイト選びは慎重に!その理由はここ。

無駄な応募を避けることができる

結論をいうと、まずは女性向けやママ向けの転職サイトを主として活用しましょう

企業側の本音は「30代の男性を採用したい!」と思っていても、求人には「男性しか応募を受け付けません」とは記載できません。となると、女性も応募はできますが、採用は難しいでしょう。そういった無駄打ちを防ぐためにも、利用する転職サイトは厳選しましょう。

転職サイト、転職エージェントの効果的な利用方法

転職サイトやエージェントで求人を探すだけではもったいないです!

特に、シングルマザーだと時間に追われて自分の強みや経歴をじっくり棚卸して考える時間を取ることが難しいですよね。

志望動機、職務経歴書、履歴書を作成をお願いする

転職活動の戦略をともに練ってもらう

自分の強みを教えてもらう

自分の経歴の棚卸をしてもらう

実際の仕事内容や有休の取りやすさなど働きやすさを知れる

私の経験からいうと職務経歴書や履歴書、志望動機の効果的な書き方はプロを頼った方が圧倒的に早く、クオリティ的にも段違いでした。未経験職種でも今の職種との共通点を見出してそこから志望動機を考えてくれます。遠慮せず、プロや有益なサービスはどんどん利用しましょう。

「休みの取りやすさや子持ちに理解ある会社」は実際に働いてみないとわかりません。そういった気になる点がある人は、転職エージェントを利用しましょう。そして「長く働きたいので・・・」と実際の様子を聞いてみましょう。

シングルマザーにおすすめの転職サイト・転職エージェント

ここからは、シングルマザーにおすすめの転職サイトや転職エージェントを特徴別に紹介します。登録や相談は全て無料です!なるべく多くのサイトに登録しておき、見れる求人を増やしておくのもいい求人と出合うコツです。

・女性向けの転職サイト

・希望条件に特化した転職エージェント

・マザーズハローワーク

・リモートワークに特化した転職サイト

・紹介予定派遣サイト

女性向けの転職サイト

シングルマザーで転職を成功させたいなら「女性向け」の転職サイトをぜひ活用しましょう!

というのも「男女雇用機会均等法」により、企業としては「30代男性を採用したい」と考えていても「30代男性希望!」と求人を出すさいには書けません。

なので、はじめから「女性」「ワーママ」をターゲットにしたサイトを活用するのが効率的というわけです。

こんな人におすすめ!

  • 時短やリモートワーク、フレックスなど子育てしやすい会社を探している
  • とにかく正社員になりたい
  • 忙しいので効率よく転職活動したい
ナユ

要は「無駄打ちを避ける」ってことやな!
私が転職するときにはなかったので、うらやましい!

東京都内や大阪市内への通勤が可能であれば「時短勤務で正社員」になれる求人を取り扱っているリアルミーキャリアはぜひ登録しておきましょう!

正確には転職エージェントにあたりますが、ワーママの採用を前提とした求人は心強い!

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希望条件に特化した転職エージェント

「今、働いているので並行して転職活動する時間がない」という忙しい人は転職エージェントをおすすめします。

こんな人におすすめ!

  • 応募書類の書き方を添削して欲しい
  • 求人を探す時間すら難しい
  • 年収アップをしたい

転職エージェントなら、希望条件に合った求人を紹介してくれ効果的な応募書類の書き方なども無料でアドバイスしてくれるので、むしろ使わない手はないのでは?

私も転職エージェントを利用しましたが、電話で「こんな求人ありますよ~」と希望に合った求人をお知らせしてくれ、通勤時間などスキマ時間で転職活動をすすめることができて助かりました。

「とにかく多くの中からいい条件の会社に出合いたい」「事務経験を活かした仕事を探している」など希望の条件がある場合は、その希望を叶えてくれるエージェントを使うのが成功の早道です!

なかでもおすすめのエージェントは2つ。

DODA】は、業界最大級の求人数を誇る転職エージェント。求人数が多いと「時短で」「土日祝休み」など私たちの希望条件に合った求人に出合える可能性は一気にアップ!

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MS-Japanは、バックヤード部門に特化した転職エージェント。総務や経理、人事や秘書など事務方の仕事を経験したことがある人におすすめです。

上場企業も多く、年収、福利厚生、ライフワークバランスをもっとよくしたい!という人は登録必須。

\ 1分で無料登録! /

マザーズハローワーク

子どもがいる女性を対象しているハローワークです。

「地域名+マザーズハローワーク」で検索すると最寄りのマザーズハローワークがわかりますよ。

私も実際に何度も利用しましたが、キッズスペースもあり授乳室も完備。また、話を聞くときも泣いている子どもをあやしながら聞けたので、子持ちには本当に優しい環境です。

こんな人におすすめ!

  • 乳幼児連れで転職活動をする人
  • 学歴やスキルに自信がない人
  • なるべく家の近くで働きたい人

ハローワークの求人は、ハイスペック転職というよりは誰でも応募できる間口の広さが特徴。スキルや学歴や職歴に自信がない人も応募可能な求人があるので、一度チェックしてみましょう。

リモートワークに特化したサイト

人間関係および長時間の通勤、保育園の送迎で時間的にも疲れて転職活動をしているあなたにおすすめなのが、リモートワークに特化した求人サイトです。

こんな人におすすめ!

  • わずらわしい人間関係が嫌な人
  • 地方に住んでいて求人数が少ない
  • 子どもの成長を見守りながら働きたい

フルタイム正社員で福利厚生や給与面でも安定的に働きたい人は、以下のサイトを見てみてくださいね。

フルリモート求人特化型転職支援サイト【ReWorks(リワークス)】

在宅でできるコールセンターのサイトも。

平均時給1,400円で子どもの体調不良での急なシフト変更にも対応可能。パート+このような在宅ワークを組み合わせれば十分生活できますよ。登録、初期費用は無料です。

時間に縛られない在宅バイト「コールシェア」

紹介予定派遣サイト

紹介予定派遣とは、派遣期間終了後に派遣先に正社員や契約社員として働くことを前提とした働き方です。

こんな人におすすめ!

  • 自分に合った職場で働きたい
  • 給与面や休みなど自分で交渉しづらい
  • 正社員で働きたいけど、なかなか採用されない

実際に働いてみないと、職場の雰囲気や休みの取りやすさなどは分かりませんよね。もし、働きづらいという場合でも直雇用を断ることは問題ありません。働きやすさを重視するシングルマザーには穴場的な働き方!

裏技!シングルマザーだからこそ転職でアピールできるポイント

「一人で子育てしているから・・・」不採用ばっかりと卑屈になっていませんか?

ナユ

例え旦那さんがいたとしても、採用側は「旦那さんいるからバリバリ働けますね!」とはならんので、「シングルだから」と必要以上に思わんでいいで!

しかし、我々シングルマザーだからこそアピールできるポイントもあるのです!!

「子どもを育てるため」という明確な働く目的がある

産休・育休を取る可能性が低い

日々の生活に追われて、再び結婚および出産まで考えている人は少ないのでは?そんな人は「出産して育休を取ることはない!」という点は、聞かれなくても自分でいってしまいましょう。

というのも企業側としては、面接相手に「結婚の予定は?」、「出産の予定は?」とは聞けません。しかし、結婚し出産で産休、育休を取る可能性は企業側としても人員配置の点から気になるところ。

バリバリ残業や休日出勤できる20代~30代未婚女性に唯一といっていいほどの勝てるポイントです。

旦那の転勤、義実家の介護での突然の離職がない

これも旦那がいないがためのメリットです。これも言わないと伝わらないので、アピールポイントです。

シングルマザーは戦略的に転職活動をしよう

シングルマザーの転職は無理ゲーと気持ちが下がりがちですが、ここ2,3年で働き方はぐんと変化しています。5年前と比較してもママ専用の転職サイトやスクールもどんどん増えてきていて「ママ」が働く間口は広がっています。

「正社員」のみならず、「パート+副業」「紹介予定派遣から正社員」など柔軟に考えるのも大切です。

働く環境をあらためて整える

  • 病児保育
  • ファミサポ登録等

スキルを身につける

  • 最低限のPCスキルは身につける

女性や子持ちを採用してくれる企業を掲載している転職サイトを利用

転職エージェントなどで職務経歴の棚卸

シングルマザーでもしっかり働けるアピール

  • 育休や産休を取る可能性は少ない
  • 転勤、義実家介護など突発的な離職の可能性が少ない

ちなみに、子持ちで転職回数3回のリアルな転職体験談も参考にどうぞ。

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この記事を書いた人

専業主婦からの計画的離婚で資産1,500万以上築いた人

シングルマザーの「お金」「仕事」「生活」を整え、生活向上を目指すためのブログ。別居~離婚後の気になるリアルを発信中。

都会⇔田舎を10年スパンで行き来。都会暮らしと田舎暮らしのリアルとギャップを発信。

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