シングルマザーだけど仕事辞めたい！転職する前に必ずやるべき5つ

「安い給料」「人間関係」など仕事を「辞めたい！」と思ったことのあるシングルマザーはきっと多いはず。

結論からいうと、シングルマザーだって仕事がツラければ辞めても大丈夫です！

「いやいや、そんな簡単に辞めれないよ！」というのが本音ですよね。この記事では

1. シングルマザーが仕事を辞めたくなる理由
2. シングルマザーが仕事を辞める前にやるべきこと

上記を、お局にいびられ手取り15万円で仕事を辞めたくて仕方なかった私が現状を改善した方法をご紹介します。

シングルマザーが仕事を辞めたいと思う理由って？

シングルマザーが仕事を辞めたいとよくある原因は、以下の6つです。詳しく紹介します。

「とにかく早く転職したい」「辞めたい理由が複数ある」という人は以下の記事も参考に。

1.給料が少ない

1日の大半を労働に費やしているのに生活はカツカツ。「今はいいけど、この先子どもが進学するのに大丈夫かな……」とお金の心配からくる仕事への不満。

平成28年度全国ひとり親世帯等調査によると、母子家庭の平均年間収入は243万円。

月に換算すると20万円ちょっとです（児童扶養手当や養育費等込み）。税金等を引かれることを考えると15万円程度でやりくりしている家庭が多いのです。

2.職場の人間関係が悪い

当たりのキツイ上司、機嫌をうかがわないといけないお局様など職場の人間関係に疲れてしまったシングルマザーも多いのでないでしょうか。

シングルマザーに関わらず、職場の人間関係からストレスを抱え心身の不調に至るケースは多いです。

3.育児がおろそかになっている

「生活費を稼がないといけない」その一心から働いていますが、子どもを過ごす時間がほぼなく「本当にこれでいいの……？」と自問自答しているシンママも多いのでは？

朝いちばんに子どもを保育園に連れていき、迎えは最後の方。

本当は子どもと一緒に過ごす時間をもっと取れる仕事にした方がいいのでは？と葛藤しているケースも多いです。

4.仕事内容が合わない

「ノルマのキツイ営業」「クレーム対応に追われる仕事」など、そもそも仕事内容がキツイ場合も辞めたい！となるのは当然です。

また、会社の方針がどうしても合わない場合も毎日会社に行くのは結構苦痛ですよね。

5.仕事での成長を感じられない

先ほどとは反対に、工場での軽作業やルーティーンが決まっている単調な作業ばかりだと「私このままでいいの……？」「会社がもし倒産しても、スキルもなにもない……」という不安を抱きがちです。

辞めたいというより、将来を見越して「辞めたほうがいいのでは？」と感じるのも無理はないですよね。

また、昇給や昇進など将来的に給与が上がる見込みがない場合も辞めたくなりますよね。

6.体力や体調面でキツイ

「残業や休日出勤が連日続く」「人に気を遣いながら働くのがメンタル面でキツイ」。

若いときには難なくできていても、年を取るにつれてキツくなってきているなーと感じる場面が増えました。

また、気圧や天気など外的要因で心身がカンタンにゆらいでしまうように感じます。体力面もですが、特にメンタル面で調子を崩してしまうと本当にたいへんです。

シングルマザーの「仕事を辞めたい」がつらい真の理由とは？

理由はさまざまあれど、ひとり親家庭で「仕事を辞めたい！」と思うことの真のつらさは自分の中で「辞める選択へのハードルが高い」ことではないでしょうか。

反対に自分一人だけだったら「次、さがそ！」「何かしら見つかるやろ」となりますが、

• 「自分ひとりの肩に生活がかかっている」重圧
• 「次の仕事が見つかるか」不安
• 「子どもを路頭に迷わせられない」責任

がぐるぐるして「辞めたいけど辞められない」となっていませんか？

「仕事辞めたい！」シングルマザーが辞める前にやるべきこと5つ

ここからは、シングルマザーが仕事を辞めたい！と思ったときにするべきことを順番に解説します。

もちろん転職一択という場合は、さっさと転職活動をしてしまいましょう。

ただ「辞めたいけど、辞めて大丈夫なんだろうか」ともやもやを抱えている人は、ぜひこの手順に沿って一度行動してみるのもありですよ。

1.「仕事なんか辞めてOK！」と辞める選択肢を認めてあげる

まず「辞めたいけど今後の生活が不安なので辞められない」と自分で辞める選択肢を奪っている場合は「辞めてもOK！」と辞める選択肢を認めてあげましょう。

正直、辞めても仕事はたくさんあります。今は在宅でできる仕事も数多いです。

「仕事辞めるなんて不安しかない……」という人はこれも読んでみては。

ただ「辞めてはいけない」とひっ迫した状態で考えると、視野が狭くなりどんどんドツボにはまっていきます。

ひとまず「辞めてもOK！じゃどうする？」となったら以下を順番に試してみましょう。

2.辞めたい原因はなにか整理する

つづいてあなたが辞めたい原因はなんでしょうか？それを突き詰めましょう。

辞めたい理由を突き詰めるメリットは2つ

転職の際、自分が求める指針が明確で失敗しにくい

「転職」せずとも不満を解消できる

やり方はこちら。

用意するモノ：紙、ペン

とにかく、紙に仕事を辞めたい理由を書きなぐってください。ついでに、理想とする状態も書くと自分が仕事や会社に何を求めているかはっきりします。

例えば過去の私の場合ですが、

今の仕事が嫌な理由

• 子どもの行事で有休取りづらい
• 自分の裁量で仕事しづらい
• 上司から嫌味言われる
• 不必要な残業多い
• ボーナスない

こうだったら最高な状況

• 有休取りやすい
• 給料手取り16万以上、ボーナスあり
• 残業は基本なし

こうして書いてみると、仕事内容に不満はないが給料面や残業面や有休取得について不満を抱えていることが明確になりますよね。

転職活動をするにしても「自分が何を求めているか」を認識していないと、なんとなくで転職してしまい失敗する可能性が大きくなります。

、また、こうやって不満を書き出すことで転職せずとも不満を解消できることも多々あります。

転職せずとも辞めたい気持ちを解消するには、以下を順番に試してみましょう。

3.転職サイトを見てみる

辞めたい理由が明確になったら、辞めると決意する前にやってほしいのが転職サイトやエージェントへの登録。

なぜかというと「今の自分の市場価値」と「今の仕事の給与相場」がわかるから。あと、単純に「残業ナシ」「在宅ワーク可」といった求人を見つけるチャンスでもあります。

登録だけしてみたものの、転職しなかったでもOK！登録も無料なので利用しないと損です。

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4.副業する

• 給料が少ない
• 人間関係が悪い
• 会社の将来性に不安がある

上記で悩みがある場合は、会社を辞めず副業をすることで解消可能。

月5万円副業で稼ぐだけで、

• 生活費に余裕が出る
• スキルがあるので、いつでも転職可能
• 経済的、精神的なストレスが大幅減

あと、意外なことに会社での人間関係で思い悩むことがグンと少なくなりました。

というのも、私はWEBライターをしていますが納期までに納品したり、営業したり、将来設計を考えるのに忙しく正直会社の人のことまで考える時間がなくなってしまったため。

そういうのが少なからずにじみ出て、嫌味を言われることも少なくなった気がします。

おすすめの副業については以下の記事も参考に。

5.家計の見直しをする

最後に、実際辞めて生活していけるのか、将来的な子どもの学費などは大丈夫なのか？ここが曖昧でモヤモヤして踏ん切りがつかないケースも多いですね。

ですので、一度家計の見直しをしましょう。

削れるべきところはないか、たとえば以下は工夫すれば比較的節約しやすい項目です。

• 保険料
• スマホ代
• ネット代
• 教育費
• 光熱費
• 車関係（車検・自動車保険）
  
  

▶節約ならこちらの記事で網羅しています。

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それでも「仕事を辞めたい！」シングルマザーは転職も視野に入れよう！

「いや、やっぱりこの環境からは一刻も早く去りたい！」という人は転職活動をしてしまっていいと思います。

今は在宅+フルタイムの求人サイトやワーママ専用の転職サイトも出てきているので、ワーママにとっては働きやすい環境が整ってきているのを実感しています。

時短正社員やリモートワークで正社員など「働きやすさ×正社員」を叶えたいならこちらも読んでみて。

「転職活動で失敗したくない」「最短ルートで転職を成功させたい」という人はこの記事も参考にしてみてくださいね。

シングルマザーだって仕事を辞めても大丈夫！

日本は社会保障が充実した国です。

仕事を辞めたって、失業保険や生活保護などセーフティネットはきちんとあります。

ですが「生活のすべてと責任が自分に肩にのしかかって身動きが取れない」と考えるシングルマザーがすることは

どうか、自分を追い込まずにできることを少しづつ試してみてくださいね。