田舎はデメリットしかないはホント?移住4年で感じる本音と解決策

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田舎はデメリットしかない

「田舎にはデメリットしかないってホント?」という疑問。田舎に移住して4年の私が、田舎のリアルなデメリットを解説します。

この記事はこんな人におすすめ
  • 一生田舎で暮らし続けていいのか迷っている
  • Uターンして田舎に就職しようか悩んでいる
  • 田舎暮らしのデメリットを少しでも減らす方法を知りたい

デメリットの具体的な内容と、そのデメリットが及ぼす悪影響を都会での暮らしと比較して解説します。最後には田舎を出る以外の、田舎のデメリットから逃れる方法も紹介しています。

目次

田舎はデメリットしかない!と感じる理由11選【人生損してます】

田舎と都会、両方で暮らしてきたからこそ感じる田舎のデメリットをピックアップしました。なんと11個!

ナユ

それぞれ解説します。

  1. お金がかかる
  2. 賃金ベースが低すぎる
  3. 交通の不便さ
  4. 就業先が少ない
  5. 病院や教育の質が低く選択肢がない
  6. 都会にある便利なサービスがない
  7. 娯楽が少ない
  8. 人間関係がめんどうくさい
  9. 恋愛や結婚に不利
  10. 理不尽な謎ルールがある
  11. 人口減少による地域の衰退

お金がかかる

「田舎だから物価が安くて、お金が貯まる」と思いがちですが、意外と田舎はお金がかかります

たとえば

  • 車関連
  • 自治会費
  • 汲み取り代
  • 草刈外注

私の場合、年間で約20万円近く上記の田舎ならではの費用がかかるように。しかも嗜好品ではなく、どれも生活する上で必要な経費なので削れないのですよね。

ナユ

田舎は「物価が安い」イメージがあるけど、トータルで考えるとそうでもないよ。

確かに東京と比較すると「家賃」「駐車場代」の物価は安いですが、その分給与が少ないので支出の割合としてはあまり変わりません。

ナユ

都会だと様々な価格帯から選べるけど、田舎は選べないので意外とお金がかかるのよね。

賃金ベースが低すぎる

田舎の賃金ベースは驚くほど低い。私が田舎に移住して都会との差がこんなにもあるのか!と愕然としたのが給与。

現場作業員となると、50代の勤続30年の男性で正社員にも関わらず年収200万円台なんてザラ。

大卒でも市役所の初任給が17万円台と、給与ベースがかなり低いです。

ナユ

え?バイトの方が稼げるのでは・・・?

モンスター

新卒の初任給引き上げの流れがあるけど、田舎にはまったく関係ないよね。

交通の不便さ

田舎は交通の便が悪く、どこに行くにも時間もお金も都会とは比べ物にならないくらいお金が掛かります。

バスや電車といった公共交通機関が便数が少なく、実質ツカエない。たとえば、私が住む人口5万人ほどの規模の町では、電車は1時間に1~2本。隣の市まで行くのに1,000円近くするので時間的にもコスパ的にも非常に悪い。

ナユ

つまり、どこに行くにも時間もお金もかかるのよね~

モンスター

過疎化でこれは今後改善されないだろうし

就業先が少ない

田舎は圧倒的に就業先が少ないです。

就業先が少ない=職種が限られるということ。要はろくな仕事がないということです。

ちなみに田舎で多い職種は以下のとおりです。

  • 看護・介護
  • 保育
  • 工場
  • 現場作業員

いわゆるブルーカラーやエッセンシャルワーカーと呼ばれる職種の割合が非常に高いです。

ナユ

オフィスでデスクワークしたい人向けの求人ってあまりないよね。

就業先が少ないと「自分に合った会社を選べない」ということです。

  • 給与
  • 仕事内容
  • 残業の有無
  • 福利厚生
  • 社風
  • スキルアップできるか

つまり選べる立場ではない、多くの妥協をしなければならないケースが多いです。あと、分母が少ないのでブラック企業を引く確率はグンと上がる気がします。(実体験)

「田舎の求人はろくなのがないな」仕事選びに詰んだっていうあなたはこちらがおすすめ。

病院や教育の質が低く選択肢がない

田舎は病院や学校の数が少ないため、希望する医療や教育を受けられない場合があります。

「質は量からしか生まれない」という言葉があるように、ある程度の質は競争があるからこそ担保されるなーと実際田舎に住んで思います。

  • 習い事
  • 美容皮膚科
  • インプラント・矯正歯科

一応、最低限の教育と医療はありますが、上記のようなプラスアルファを求めると「そもそも、ない」「一応あるけどほぼ選択肢がない」といっても過言ではありません。そのため、歯科矯正をするのに往復5時間、5,000円かけて都市部の歯医者に通う人もいます。

ナユ

時間と金を無駄にしている

都会にある便利なサービスがない

田舎では都会では当たり前なサービスが利用できないケースも多々あります。

たとえば、

  • Uber Eats
  • カーシェアリングサービス
  • 楽天モバイル圏外

特に「お得」「便利」なサービスが利用できないのは、都会に比べて高いコストを払う必要が出てくるので、経済的な損失は大きいなと感じます。

娯楽が少ない

田舎は娯楽が少ないです。たとえば

  • 映画館
  • ショッピング
  • 本屋
  • テーマパーク
  • コンサートや演劇

こういった娯楽を楽しもうと思うと、時間とお金をかけて都会まで出るしかありません。

ナユ

私も映画を観るために車で往復4時間、3,000円かけて行ってます泣

「とにかくアウトドアが趣味!」「毎週末キャンプや釣りがしたい!」という人は田舎は最高な環境ですが、インドア派はもちろん、アウトドアは好きな私でもこういった娯楽から遠いのはツラいです。

今すぐできる田舎での暇つぶしはこちらで詳しく紹介しています。

人間関係がめんどうくさい

「田舎は人が温かい」イメージがあると思いますが、両方で暮らしてきて個人的には「都会の人の方が付き合いやすい」

というのも「都会はいろいろな人がいる」前提で社会が成り立っているのでそこまで干渉されない気がします。「〇〇が普通!」みたいな共通の価値観や同調圧力が少ないのです。

一方、田舎はというと「〇〇さんの奥さんはバツ1らしい」とか知りたくもない他人の個人情報が飛び交っています。

ナユ

ココだけの話、市役所勤めにも関わらず守秘義務を守ってなかったり・・・

田舎の面倒な人間関係のあるあるや逃れる方法はこちらで解説しています。

田舎の民度の低さは20年経っても変わらない。都会からUターンした私の話

恋愛や結婚に不利

田舎にいると恋愛や結婚に絶対的に不利です。

ナユ

出会える量も質も都会とは断然違う!

  • そもそも新規の出会いが少ない
  • 〇〇の元カレなどどこかしらで繋がっている

都会だと合コンや、カジュアルな相席居酒屋、お見合いパーティー、マッチングアプリ、本気の結婚相談所など自分さえ本気を出せばいくらでも出会えます。

ナユ

ナンパがきっかけ!も意外とあるあるだよね。

田舎って若くして結婚しているイメージがありますが、早婚&離婚再婚を繰り返す一定の層がいる一方、未婚者もかなり多いです。

ナユ

パチンコ、酒、女とかろくでもない人の割合が高すぎる。

ナユ

私が田舎を出た動機のひとつに「まともな人と出会って結婚したい」もあったのは事実。

田舎で独身がツラすぎると感じるあなたへの処方箋はこちら。

理不尽な謎ルールがある

田舎には理不尽な謎ルールが横行しています。たとえば

  • 自治会に加入しないとゴミを捨てられない
  • ゴミ袋には名前記入

都会では考えられないようなローカルルールがあります。それ自体に何も疑問を抱かない&抱く方がおかしいみたいな風潮があるので、改善されることもなく昭和のまま今に至る・・・みたいな。

人口減少による地域の衰退

Uターンして4年、1つ言えるのは地方が確実に衰退しています。というのも、私が住むこの地方でも

  • 鉄道路線の廃止
  • バスの本数減少
  • 医師不在による病院の閉鎖
  • 銀行の窓口の縮小

このように具体的に生活面で不便さが出てきています。たった4年でこんな感じです。

あらゆるサービスの量・質の低下は避けられそうにありません。

ナユ

老後は田舎だと詰むと思っているので、都会に脱出するつもりです。

田舎の最大のデメリットはこの3つに集約される

ここまで11個のデメリットをあげてきましたが、結局そのデメリットを突き詰めていくと以下の3つに集約されますね。その3つがいかにヤバいか解説していきます。

  1. 選択肢がない
  2. フットワークが重くなる
  3. 失敗したらリカバリーが効きにくい

選択肢がない

田舎にいるデメリットは「選択肢がない」ことです。

モノ、情報、人間関係、経験、すべてにおいていえることでしょう。

今はネットでなんでも手に入る時代とは言われますが、田舎にいるというだけで受けられないサービスや恩恵はまだまだたくさんあります。

たとえば

  • 先進医療・美容医療
  • インターナショナルスクール

といったハイスペックなモノから、

  • 楽天モバイルの電波が入らない
  • プロパンガスしか使えなくてガス代が高い
  • カーシェアリングがなくて自家用車でコストがかさむ

「田舎に住んでいる」というだけで経済的に損しているケースは多々あります。

フットワークが重くなる

フットワークが重くなり、チャレンジしなくなるのも田舎にいるデメリットです。

たとえば、海外旅行に関していうと空港までいくのに3時間。その時点で「もういいや」となってしまいます。

これだけに関わらず、何かをはじめよう!やってみよう!と思ってもすぐに挑戦できない環境だと、さまざまなことを諦めてしまう大きな障壁になっています。

結果として自分の人生の幅を狭めています。経験が少ないと視野も狭まり、人生が行き詰ったとき「こんな方法もある」「今度はこれを試してみよう」と新たな方法を模索できにくいのが最大のデメリットだと思います。

失敗したらリカバリーが効きにくい

田舎はそのコミュニティのせまさゆえ、リセットがしづらい環境です。リセットとは以下の2つの点においてです。

  • 選択肢がない
  • 人間関係をリセットしずらい

たとえば、ブラック企業に就職してしまった場合。

「選択肢がない」ゆえ、新たな転職先が見つかりづらい。

また、転職先を見つけてもどこかで誰かが繋がっていて、あることないこと言われたり。

ナユ

フラットに評価してもらえない

失敗しても逃げ場がなくリカバリーが効かない、イチからリセットして頑張る!がしにくい環境であるのは間違いないです。

田舎はデメリットしかないと感じるなら出るのがもっとも効果的

交通の不便さや娯楽や仕事の選択肢がないなど根本的に解決するなら、ぜひ一度は都会に出てみることを強くおすすめします。都会といっても、東京でなくていいんです

県庁所在地がある地方都市レベルなら、ありとあらゆるサービスは手に届くところにあるし、仕事も家もたくさんあります。

ナユ

デートする場所もたくさんあって楽しいよ!

とはいえ、「田舎を出るにはどうすれば?」「お金がないけど、田舎は出れる?」と思いますよね。

情報収集&お得なサービスを活用すれば、所持金が10万円でも田舎は出れるので安心してくださいね。

田舎脱出までにやるべきことをステップで解説しています。

▶「ひとまず就職先を確保してから安心して田舎を脱出したい」あなたは、こちらの記事もおすすめ。

デメリットしかない田舎暮らしを最適化する方法4つ

とはいえ、金銭面や家庭の事情で「今すぐに田舎から出ていくわけにもいかない」というケースもあるでしょう。

交通の不便さや新しいスポットがないなど、ハード面は正直改善しようがありませんが、人間関係や仕事面では視点を変えることで、田舎のデメリットを改善することが可能です。

ナユ

今田舎で暮らしている私が、田舎のデメリットを少しでも緩和するために実践している方法を4つ紹介します。

1.地元密着の会社は避ける

まずは仕事面から。田舎のデメリットを避けるには「地元密着の会社」は避けましょう。こんなデメリットを回避できます。

  • 給料少ない
  • 休日少ない
  • 福利厚生がうすい
  • クセの強い人間が多い
ナユ

地元密着企業はクソみたいな労働環境がデフォルトだもんね。

具体的には、

  • 大手企業の支店
  • 毎年新卒が入る会社

このあたりをメインに探していく方がいいです。

「働き方改革」がすすみ、賃金や休日面がもちろん、リモートで仕事ができる環境も整ってきた現代。一方で田舎は、よくも悪くも「変わらない」会社が多いです。

ナユ

評価もあいまいだったり、感情論で動く経営者がいるとツラい

田舎の求人探しは基本的にハローワークが中心となりますが、こういった大手企業を狙うならダメ元でといった転職サイトやエージェントを一度のぞいた方がいいです。通勤圏内にお宝求人がある可能性が。

ナユ

登録も利用も無料なので、使って損はないね。

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田舎で転職サイトを上手く利用する方法、田舎でも使えるおすすめ求人サイトをもっと知りたい人はこちらをみてください。

2.自分に投資する

「自分に投資する」とは具体的にいうと、学ぶことです。具体的には「読書」や「新しいスキルの獲得」がおすすめです。

学ぶことで以下のメリットがあり、自力で田舎のデメリットを上手く回避できるようになります。

  • 視野が広がる
  • 自分に自信がつく
  • 貧困から逃れられる
  • 悩みや問題へのアプローチや解決方法がわかる

たとえば田舎の閉鎖的な人間関係に辟易としていても、視座が高くなると「同じ土俵に立たないでおこう」と思えたり、「不愉快にさせず釘を刺す言い方」で相手を上手にけん制できるようになります。

なかでも今すぐできて一番簡単なのが読書。読書も立派な学びです。

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ナユ

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ちなみに「田舎の安月給でお金が貯まらない」と悩んでいる人は、シンママの私が実際読んで資産1,000万円への近道だと思うお金の良書をまとめた記事も読んでみてくださいね。

また「新しいスキル」の獲得に関していうと今は田舎にいてもオンラインを活用すればいくらでも学べます。収入アップや転職の大きな味方になる代表格といえば資格ですね。

はオンライン学習ができるサービス。簿記やFP、公務員や宅建士など30以上のコースや資格から好きな講座をリーズナブルに学べます。ちなみに簿記3級だと、3,000円台で学べるので費用的には独学とほぼかわりません!

ナユ

田舎は資格の学校もないし、自分にできるかな?と手が伸びないよね。

そんなあなたは無料のお試し講座があるので、ぜひこの機会に一度勉強内容を見てみては?

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田舎でこそ学ぶ姿勢は大事!田舎の勉強しない人の末路を知りたいはこちら。

3.オンラインコミュニティに所属する

田舎の何もない環境を変えることはできませんが、関わる人間、考え方はコントロール可能!デメリットを回避するにはオンラインコミュニティを上手く活用しましょう!

人間は「住む場所」「関わる人間」「何に時間を使うか」

この3つの影響を大きく受けると言われています。

つまり「田舎に住み」「田舎の人間と関わり」「田舎にしかない娯楽で時間を使う」のが最も田舎のデメリットを受ける状態です。住む場所が変えられないなら、関わる人間、時間を使うところを変えてしまいましょう。

たとえばSNS、TwitterやInstagramなどは趣味や同じ境遇の仲間をつくりやすくおすすめです。

ナユ

今ある人間関係を切らなくても、新たなコミュニティをつくると気が楽になるよね。

ナユ

私は副業アカウントを作ってスキルアップや仕事のモチベにしてるけど、すごくいい!

4.田舎に住みつつ都会の会社に就職する

「介護や家の事情で田舎を出れないけど、閉鎖的な田舎が大嫌いだ!」というあなたは、田舎に住みながら都会の会社に就職することをおすすめします。いわゆるリモートワークですね。

リモートワークで得られるメリット

  • 低賃金
  • 通勤時間ゼロ
  • 休日の少なさ
  • 田舎特有の濃厚な人間関係
ナユ

都会の給与ベースで慣れた場所で働けるってある意味最高ですよね。

モンスター

でも、リモートワークなんてしたことないんだが、

現在はITやWEB関連だけでなく、営業や企画、事務系の仕事もリモートでできる時代です。リモートワーク専用の求人サイトもいくつかあるので、リモートワーク未経験でもまずはどんな求人があるのかだけでもチェックしてみましょう。

地方に住んでいてもできる!リモートワークを探したい人は必見!

「リモートワークってそもそもどんな感じ?」というあなたは、まずクラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスで簡単にできるアンケートの案件などから副業をはじめていくのがおすすめです。

ナユ

私はこのクラウドワークスからWEBライターをはじめて完全初心者から副業リモートワーク歴5年になったよ。

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まとめ|田舎のデメリットは田舎を出るorオンラインを活用しよう!

自然、田舎のゆったりとした空気感はいいところではありますが、あからさまに詮索する人間や選択肢がないゆえお客側の立場が弱いなど「なんだかな~」と感じる場面があるのも移住して感じるリアルです。

20代、30代の若者には「今のうちに都会に出よう!」と声を大にして言いたい。特にこれから恋愛・結婚・仕事にまい進していきたいのであれば、都会なら自分の描く理想は自分が動きさえすれば手に入る確率はグンと上がるから。

ナユ

田舎はいつでも戻ってこれるよ!

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この記事を書いた人

専業主婦からの計画的離婚で資産1,500万以上築いた人

シングルマザーの「お金」「仕事」「生活」を整え、生活向上を目指すためのブログ。別居~離婚後の気になるリアルを発信中。

都会⇔田舎を10年スパンで行き来。都会暮らしと田舎暮らしのリアルとギャップを発信。

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