- 応募したい会社がなさすぎて途方に暮れている
- 転職先がなさすぎて今の会社を辞められない
- 知り合いのいない場所で心機一転頑張りたい
この記事では「今の会社ムリ!」となり転職活動を始めたものの、田舎ゆえそもそも
- 応募できる会社がない
- 応募したいと思う仕事がない
上記の状態で途方に暮れながら「新たな求人が出るのをずっと待っている」そんなあなたに向けた記事です。
結論からいうと田舎を出て転職活動をすることをすすめていますが、番外編として田舎に住みながら新たな仕事に出合う方法や視点も紹介しています。
田舎で転職活動が行き詰るとつい視野もせまくなりがち。そこで新しい働き方や視点を手に入れることで、自分が主導権を持って転職活動をできるようになり納得の行く働き方や仕事に出合えるチャンスが増えますよ。
田舎はそもそも転職先が少ない!
田舎はそもそも転職先となる求人が少なく、転職活動は「詰みやすい」です。まずは実際問題としてこれは頭に入れておきましょう。
では、具体的にどういった面で転職先が少ないかというと、行き着くところ以下の3つではないでしょうか。
- そもそも求人がない(数)
- 理想とは程遠い求人(質)
- 人間関係がネックになる
「人間関係がネックになる」とは「いいな!」と思う求人があっても「中学校のときの怖い先輩がいる」とかの理由で「応募やめとこ 泣」となることです。田舎で世間がせまく、学生時代のヒエラルキーが残っているがゆえ起こる悲劇ですね。。。都会だとまずこれはないです。
そして給料は額面25万円、土日祝休み、ボーナスは月給の4か月分なんて会社、田舎ではなかなかない!!
▶絶対に避けるべき「田舎のろくでもない求人」とは?避け方を知りたい!人は以下の記事でくわしくまとめているので見てくださいね。
田舎での転職は危険!?おすすめしない理由
私は実際に都会、田舎双方で転職活動を経験しましたが、結論からいうと田舎で転職の方がかなりハードモードです。
これから田舎で転職しようと考えているあなたに、まずは知っておいて欲しい田舎で転職をおすすめしない4つの理由を解説します。
「田舎で転職」をおすすめしない理由4つ
- 求人が少ない
- 賃金が少ない
- 職種や業界が限られている
- 前職での評判がウワサで入ってくる
1.求人数が少ない
まずなんといっても「求人数が少ない」こと。
求人数の絶対数が少ないと下記に妥協に妥協を重ねる必要があります。
- 給与
- 休日日数
- 残業時間
- 仕事内容
- 福利厚生
分かりやすく言うと「給与が25万円以上で完全週休2日制で、残業は月30時間程度ならOK!」みたいな求人はほぼありません。
私はフルタイムの正社員で手取り15万円です泣
2.賃金が少ない
田舎は総じて賃金が少ないです。一時期ハローワーク通いをしていましたが、正社員で月額20円超える求人って出会ったことはありません。特に中途採用となると厳しいですね。
具体的にどの程度田舎の賃金が少ないのか、データでみていきましょう。
代表的な首都圏と地方をピックアップしてみましたが、年間にして100万円近く差が出てきています。
体感だけでなく、実際に賃金としては低いことがわかります。
3.職種や業界が限られている
「今の仕事や業界が合ってない気がする」こんな思いがあるなら、田舎での転職はおすすめしません。
なぜなら、田舎は職種や業界が限られているからです。
以下の図をみてもわかるように、IT系、コンサル、不動産、金融といったいわゆるホワイトカラーの業種が少なく、小売りや製造業、建設業が多くなっています。
つまり、田舎だと
- スーパー、コンビニ
- 工場
- 建設業現場
上記のような、現場系の仕事の方が多いわけです。
「将来的に体力的が心配」、「デスクワークがいい」というあなたは田舎での転職活動をおすすめしません。
4.前職での評判がウワサで入ってくる
「田舎ならではの転職あるある」でもっとも嫌なのが、コミュニィがせまいゆえ「前職での評判がすぐ出回る」ことではないでしょうか。
特に人間関係で会社を辞める場合は、心機一転新たに頑張ろうとしているのに、色眼鏡が付いた状態で評価されます。
あと全然知らない人から「前、〇〇で働いてたんだって?△△って知ってる?」など、自分が知らないところで色々嗅ぎまわられている感はあります。
▶うっとおしい田舎の人間関係のリセット方法はこちら!
新たな環境でイチからリセットして頑張りたい人は、田舎での転職はおすすめしません!
転職先がないなら田舎を出るのがいちばんおすすめ
「転職先がなくて詰んだ」「転職先が見つからなくて、今の会社を辞められない」と悩んでいるあなたには、「田舎を出て都会に行く」ことを強くおすすめします。
私自身、都会で新卒も含めて4回就職活動をしましたが、「応募できる(したいと思える)会社がない」ということはまったくありませんでした。
「いいな!」と思う会社が多くて応募書類が間に合わないほど
とはいえ、転職先も決めずに都会に行くのはリスキーすぎますよね?そんなあなたは、家と仕事を同時に決めれたり、職歴や学歴に自信がなくても仕事を探せるおすすめの転職エージェントを以下の記事で詳しく解説しています。
「都会に出るにはどうすればいいの?」というあなたには、都会に出るためにすべきことやスケジュールなど具体的に解説したこちらの記事がおすすめ。
【田舎を出れない】こんな場合の転職先探しパターン3つ
「求人数、職種、給与面などを考えても田舎を出るのがいちばん!」とはいうものの、
私も子どもがいるので、そう簡単に引越すのはむずかしい・・・
こんな人も多いはず。ですがちょっと視点を変えて「会社に雇われて働く」以外の働き方なども考えるとグッと視界は開けます。
転職先がないけど田舎で生活したい!というあなたができる転職先探しの3つのパターンを紹介します。
1.ハローワーク+求人サイトを活用
「とにかく正社員として安定して働きたい」と考えているなら、どこかの企業に雇われる必要があります。そこで求人を探すとなれば、ハローワーク一択だと思っていませんか?
転職先の数&質ともに「こんな求人ばかりかよ・・・」となるのを避けるためには、転職サイトの登録は必須です!
特に
- 給与面
- 福利厚生
- 残業や休日出勤
上記の面で今の会社に不満があるなら、ハローワークと併せて転職サイトの活用は必須。転職サイトに掲載するには企業側がお金を払う必要があります。つまり、人材や採用にしっかりとお金をかけられる「余裕のある会社」が多く”当たり”の会社に出合うチャンスが増えるから。
転職を5回経験した上でも、ハローワークの求人は当たり外れが大きいと思う。
ハローワークで見つけた求人は入社してから「年間休日、ほんとは求人票より〇日少ないから!」と言われたこともありました。
もはや詐欺じゃねーか!
とはいえ「田舎では転職サイトやエージェントは機能してないじゃないの?」と思う人も多いでしょう。確かに都会と比較すると数は少ないですが、意外と求人は出ています。
以下の2つは私が田舎の求人数を実際に調べて田舎でも比較的使える求人サイトです。
- doda
・・・自分のペースで転職活動したい人向け - リクルートエージェント
・・・プロに求人探しを手伝って欲しい人向け
非公開求人も多いので登録がおすすめ!
どちらも登録も利用も無料なので使わないと損だね!
▶田舎で使える転職サイトやエージェントやより効果的な使い方については以下の記事でくわしく解説しています。
2.リモートワークも視野に入れる
田舎を出たくないならば、田舎に住みつつ「都会の会社に就職する」方法もあります。
田舎だとこの選択肢は思いつかないよね!
正社員で完全フルリモートとなると、エンジニアやWEBデザイナーなどIT系の仕事がメインとなりますが、月に数回の出社の一部リモートであれば営業や企画、事務系職種でも正社員で就業可能な会社もあります。
さらに業務委託やアルバイトなど雇用形態を選ばなければ、未経験でもできるリモートワークは結構あります。
どこでリモートワークを探せばいいの??
以下の記事で地方に住んでいてもできる!リモートワーク探しのおすすめサイト・エージェントを紹介しています。
どれも登録・利用が無料なので安心!
3.働き方を柔軟に考える
先ほど紹介リモートワークもそうですが、働き方を柔軟に考えるのも大事です。
たとえば、
- 今の仕事+副業
- アルバイト・契約社員+副業
- 起業
給与が少ないのが悩みならば、今の本業にプラスして副業で稼ぐ。
私はこのパターンで副業のWEBライターでで月に5万~8万円稼いでいるよ。
会社での人間関係や休日出勤の多さに嫌気が差しているなら、勤務時間を短くして、それ以外の時間は副業で稼ぐ。
副業でスキルがついてきたなと感じたら、起業(個人事業主)する選択肢も出てきますよ。
副業をしたことで、会社がイヤになってもいつでも辞められる!と思えてすっごく気が楽!
田舎でコンビニなどでバイトをするとすぐウワサが広まりバレてしますので、こっそり稼ぎたい人はネットでできる副業がおすすめです。
WEBでできる副業について、おすすめな仕事やはじめ方などは以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ|給与・仕事内容・人間関係すべての面で田舎での転職は詰みやすい
田舎での転職って本当にハードモードです。
- そもそも求人がない
- 給与や待遇面がイマイチ
- 人間関係がどこかで誰かが繋がっている
「新たな環境でイチから頑張ろう!」と思っている前向きなあなたには、ぜひ都会に出てみることをおすすめします。都会といっても東京でなくていいんです!最寄りの地方都市に出るだけで、求人数も待遇も人間の質も大きく変わります。
田舎はいつでも帰ってこれるからね!
まずは「どんな仕事が向いているか相談してみたい!」というあなたは転職エージェントを活用して無料でカウンセリングを受けてみるなど、一歩踏み出してみてくださいね。▼転職の相談ができるおすすめのエージェントを置いておきます。
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