田舎に絶望感しかない人へ【田舎に永住するのはおすすめしない訳】

私自身、中学生のときに都会から田舎に引越し、そこでの価値観の違いや閉鎖的な環境に絶望した経験があります。

結論から言うと、そんな環境であれば今すぐ脱出するべきです。

この記事では田舎で絶望感を覚える瞬間と田舎を脱出すべき理由、また絶望的な田舎に住み続けるデメリットを実体験から解説します。最後には田舎を出るための具体的な方法と今すぐ田舎を出れないあなたにおすすめの絶望感から逃れる方法を伝授します。

「あ～ないわ」田舎に絶望を感じる瞬間4つ

まずは実際、田舎に住んで感じる絶望的な瞬間を4つピックアップしました。

「あ～、わかるわ～」と感じたらあなたの住んでいる場所も田舎かもしれません。

民度が低い環境

都会・田舎に両方住んで思いますが、田舎の方が総じて民度が低いと感じます。

• 悪口・陰口ばかりの人間関係
• モラルが低い
• ヤンキーが幅を利かせている

新しいことを取り入れると「変わった人」、目立ったり頑張ったりする人の足を引っ張る環境だなーと子どもながらにも思っていました。

田舎の民度の低さにげんなりしている人はこちらの記事もおすすめ！

教育・文化レベルが低い

田舎は教育や文化レベルが都会と比べても低いです。

「勉強＝ムダ」「大学進学＝お金のムダ遣い」と捉える人間がいまだに多くいるのが現状です。

また、

• 読書
• 美術館・博物館
• 海外旅行

私の周りではこのような趣味を持つ人が少なく、たとえば「読書が好きなんだよね」というと、陰キャ扱いされたり、気取ってると言われたりも。「あー・・・」と絶望感しかないです。

監視社会

田舎は監視社会です。

「車がなかったので、出かけている」「〇〇に勤めている」など近所にはもちろん個人情報が筒抜け。

職住接近すぎて職場、プライベートの境目がなく、どこに行っても誰かに合うので常に人目を気にして過ごす生活です。

選択肢が少ない

田舎は本当に選択肢が少ないですよね。これは小さなことから大きなことまで全てがそうなのです。

• 進学
• 住む場所
• 習い事
• 就職
• 遊ぶ場所

特に人生を左右する大きな岐路においては選択肢が少ないことは致命的。将来つける職業や年収、結婚相手などが限られます。

正直なところ「将来この中から結婚相手選べないな・・・」と思いもあり、都会に出たといっても過言ではないです。

田舎が絶望的なのは当然！田舎に住み続けるのおすすめしない訳

「年を取ったら、田舎暮らしが好きになれるかな？」というわずかばかりの期待を込めて田舎にいる人もいるかもしれませんね。

ですが、今田舎に絶望感を感じているならその先もその気持ちは消えることはないと思います。ここでは、田舎が絶望的だと感じる根本的な理由と、将来的にも住み続けるのをおすすめしない理由を5つ解説します。

1.田舎はますます衰退していく

田舎は今後ますます衰退していき、買い物など日常生活にも支障をきたしてくるのでは？と個人的には危機感を持っています。

2040年には全国896の市区町村が「消滅可能性都市」に該当。うち、523市区町村は人口が1万人未満となり、消滅の可能性がさらに高い。

引用：国土交通政策研究所「政策課題勉強会」

民間の有識者らでつくる日本創生会議で2014年に指摘され、話題になりましたよね。

要は田舎は、人口減によって今まで受けられていた行政や社会保障などサービスの維持が難しくなるという話です。もっと言うと、働き口も少なくなります。

実際、私の住んでいるエリアでも田舎の衰退を感じ始めています。銀行の統合がすすみ、窓口のある店舗は1店舗だけとなってしまいました。新規の口座開設などは、人によっては車で1時間近くかけていかないといけない状況です。

今後、スーパーやガソリンスタンドの閉鎖など受けられるサービスがどんどん縮小していきそうな気がしています。

2.年齢を重ねると都会に出づらくなる

あなたがもし少しでも「一度は都会に出たい・・・」と考えているのであれば、田舎に住み続けることをおすすめしません。

なぜなら、人間は年を取ると気力体力ともに衰え、行動力がなくなっていくから。

また、年齢を重ねることによって

• 転職しにくくなる
• 親の介護
• 結婚して身動きが取りづらくなる

といったように自分のやる気だけではどうにもならない問題や環境の変化が生じてきます。

年齢面に関して言うと、20代～30代前半であれば、未経験の仕事でも採用のチャンスはまだまだありますが、これが40代となってくると正直厳しくなるのが現実です。

3.恋愛・結婚に圧倒的に不利

「将来結婚したい！」と思っているけど、パートナーが見つからない！という人は田舎に住み続けることをおすすめしません。

なぜなら田舎は

• そもそも若者の人口が少ない
• 出会う場所がない
• 「素敵！」と思える人は少ない
• 誰かの元カレ・元カノの可能性

私の職場もそうですが、30代～50代の6割が独身。意外にも未婚率が高いのです。

「田舎で未婚、正直ツラい」というあなたはこちらの記事も読んでみてくださいね。

4.お金がかかる

「田舎って生活費が安い」というイメージがあるかもしれませんが、実際、両方で生活してみると「田舎だから安い」ってことはありません。

確かに以下は都会に比べれば安いです。

• 家賃
• 駐車場代

しかし、車の維持費（ガソリン代・車検代等）で結局はトントンになりますね。

あと、雪が降るエリアだと冬に暖房代がかかったり、プロパンガスだとさらに光熱費が跳ね上がります。

そして何より「選択肢がない（少ない）」ゆえ、価格競争がおきづらい。つまり自分のお財布に合った値段と質を選ぶことが不可能なわけです。

実際、都会と田舎ではどれくらい生活費が違うのか？リアルな生活費を比較＆田舎暮らしに特化した節約方法を詳しく知りたいなら以下の記事で。

5.年を取ったら住みにくい

現在はシンママとして実家近くの田舎に住んでいますが、老後と言われる年代になるまでには絶対都会に引越そうと決めています。

なぜなら、田舎こそ年を取ってからは住みにくいから。

• 運転免許がないと住めない
• 自然環境が厳しい
• 民間のサービスが充実していない

雪かきとか普段の買い物とか誰かサポートしてくれる人がいればいいですが、そうでない場合、自力で暮らすのって結構無理ゲーです。

その点都会なら、徒歩圏内に病院やスーパーはあるし、ネットスーパーも充実しています。

生活をするなら利便性を考えると都会の方が圧倒的に有利です。

【田舎を脱出してヨカッタ！】絶望しかない田舎を出る方法

実際、私は大学進学を機に都会に出ましたが「マジで田舎を出てよかった」の一言に尽きます。理由はたくさんありますが、ざっとあげるとこんな感じです。

田舎を出る方法・手順

とはいえ、田舎をいきなり出るのは不安ですよね。

ここでは失敗しない田舎の脱出方法と流れを説明します。

もっと詳しい手順や具体的に利用したいお得で便利なサービスは以下の記事で紹介しています。

田舎を出るのに貯めるべきお金は

家を借りる場合、家賃の約5カ月分を用意しておきましょう。

たとえば家賃が6万円だとすると、6万円×5カ月分＝30万円

それに家具家電を考慮すると50万円ほどは最低でもためておくと安心です。

今すぐ田舎を出れない！田舎に絶望したら今すぐやるべきこと

とはいえ今すぐ絶望的な田舎から出ていくわけにもいかないという人も多いですよね。かくいう私も子どもがいるので、今すぐ引っ越しはできません。

そこで将来的にいつでも自由に田舎から出られるように私が水面下で行っていることを紹介します。

1.お金を貯める

何かしらの理由で今すぐに田舎を出られないのであれば、来るべきに備えてお金を貯めましょう！

収入をいきなり増やせといっても難しいので、まずは支出を減らすことから。

誰でもできて節約に効果的なのが、格安スマホに変えること。

私は5年ほどmineo（マイネオ）を使っていますが、利用料はドコモを使っていたときより月々6,000円ほど安くなっています。

＼ 年間7万円の節約になったぞ ／

何を節約すれば？というあなたは1,600万円貯めたシングルマザーの節約方法を以下で詳しく解説しています。

田舎って案外お金がかかります。田舎に特化した節約方法は以下の記事で紹介しています。

2.新しいことを学ぶ

田舎に今すぐ出れないのであれば、新しいことを学びスキルを身に付けたり、新たな考え方や知識を取り入れて自分をアップデートしておきましょう。

なぜ田舎の人こそ勉強が必要かというと、都会のように色々な人がおらず、さらに新しいサービスや情報もなかなか入らないからです。

新しいことを学ぶことで以下のメリットもありますよ！

1. 新たなキャリアの選択肢が広がる
2. 視野が広がる
3. 劣等感を抱かずにすむ

おすすめは以下の4つ。

以下で詳しく解説していきます。

読書する

とはいえ「今のところ何も困っていないし何をどう学べば？」というあなたには、読書がおすすめです。

興味がある分野の本を読んでいけばOKです！

ズバリ！お金にまつわる本がいちばん！

「お金の知識がないと知らず知らずに損をしていたなー」と痛感しています。イラストが多くて初心者でも読みやすい！おすすめ本を知りたい人は以下の記事をみてくださいね。

お金の勉強をする

先ほど「読書でお金のことを学ぶ」と紹介しましたが「読書がニガテ・・・」というあなたも、お金の勉強は絶対しておいて損はないです。

おすすめは話題の聴く読書！AmazonオーディブルはAmazonが提供するオーディオブックサービスです。12万冊以上が聴き放題。

私自身、現在は手取り15万円の絶望的田舎の会社員ですが、お金の知識を身に付けたことで年間100万円近いペースで資産を増やすことができています。

Amazonオーディブルは、30日間無料でお試しOK！「合わないな」と思ったら30日以内に解約すれば何冊読んでいても料金はかからないので、気軽に試せますよ。

＼ 30日無料で本を読もう！／

正直、田舎と都会の人間の間には考え方や知識量にかなり大きな差があります。「あー何だか自分って田舎モノ丸出しで恥ずかしい・・・」とならないためにも（劣等感を抱かないためにも）アップデートしておくことは必要です。

資格を取る

賃金が低く、ろくな転職先もない田舎に絶望感を抱いているなら、資格を取ることをおすすめします。

今の業務に関わる資格であれば、実務経験もプラスされて都会での転職活動にもプラスでしょう。

ただ「今の業界や職種はとは違う仕事に挑戦してみたい！けど、どんな資格がいいのかわからない」というあなたはズバリ簿記がおすすめです。簿記2級であれば、履歴書にも書け転職に有利になります。

簿記2級をおすすめする理由

特に「デスクワークをしたい」「女性におすすめの資格」であれば、簿記を取っておくことで今後の転職活動で有利になりますよ。私は独学で取得しましたが、費用的にもさほど変わらないので通信講座を上手に利用すればよかったと後悔しています。

＼ 独学と変わらない費用で始められる！／

▶「実際に専業主婦が簿記を取って転職活動にどんな変化が起きたのか」以下の記事で詳しく紹介しています。

▶簿記の他に、未経験から取得出来てコスパ抜群の資格を知りたい方は以下の記事も参考にしてくださいね。

自分にどんな資格が向いているか知りたい方は、資格のオンライン学習ができるスタディングを見てみてくださいね。

＼ 自分に合った資格を探してみる！／

WEBのスキルを身に付ける

働き口が限られる、転職しても知り合いばかり、こんな田舎の環境がイヤで都会に行きたいけど「都会で通用しそうなスキルがないかも」と感じているあなたは、WEBでのスキルを身に付けるのをおすすめします。

WEBでのスキルというと具体的には

このような職種があげられます。

WEBでのスキルを身に付けると、以下のメリットがあります。

要は、事情があって田舎を出られなくても田舎に住みながら都会の会社にリモートで働く、フリーランスとして自由に働くなど、田舎にはない多様な働き方が叶います。

そもそもWEB系の仕事って何があるの？というあなたはSHElikes（シーライクス）がおすすめ。30以上の職種のコースがあるので、自分に合ったWEBのスキルを探せますよ。

＼ 体験は無料！ ／

「PC一つで自由に生活したい！けれど子どもがいて難しい！」というあなたはママに特化したFammママwebデザイナースクールでスキルを1ヶ月の短期集中で見につけるのがおすすめです。

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まとめ｜絶望を感じるほどであれば、一度田舎を出るのがおすすめ

何度も言いますが「絶望感」を感じるほどであれば、一度都会に出るのを強くおすすめします。

実際に私も大学進学を機に都会に出ましたが、都会と田舎の差は便利なサービスや施設といったハード面はもちろん、まるで海外かと思うほどの価値観や考え方の違いがありました。

あと、いちいち人のことを詮索する人も少なくて自分のやりたいことにコミットできる環境です。自分らしく生きたいというあなたはぜひ都会の出ることをおすすめしますよ。