- 田舎の民度の低さにウンザリしている
- 移住したいが田舎の民度の低さの実際を知りたい
- 民度の低い環境から離れる方法を知りたい
約10年スパンで都会と田舎を行き来し暮らしてきた私が、子ども、さらに大人目線で田舎の民度のリアルを紹介します。また、田舎の民度がなぜこんなにも都会と差がついてしまうのか、双方に住んだ経験から考察しました。
今、田舎に住んでいて「民度の低さにウンザリしている」あなたに向けて、そんな環境からちょっとでも距離を置く方法も最後に解説しています。
「田舎の民度ヤベー」と私が感じた瞬間5選
「読書が趣味」というと「意識高けーww」と笑われ、「株式投資やってる」というと「胡散臭いヤツ扱い」され周りに話が合う人がいないと嘆いていませんか?
はじめに断っておきますが、もちろん田舎でもまともな人はたくさんいるし、都会にもヤバい奴はいます。ただ、都会はある程度層が分かれているので、明らかに民度が合わない人と同じコミュニティになることはまれ。ですが、田舎だと人口の少なさからそういう人と同じ職場やコミュニティに属することは多い。その経験から書きなぐっていきます!
田舎の民度の低さあるあるを紹介するね!
その前に、まず民度とは一般的に以下を指します。
ある集団の平均的な知的水準、教育水準、文化水準、マナー、行動様式などの成熟度の程度
実際に私が14歳から高校卒業まで、そして30歳を過ぎてから出戻りシングルマザーとして田舎で働くようになり、あらためて感じた「田舎の民度ヤベーな」と感じた瞬間を5つ紹介します。
- カーストが都会と逆転している
- 思いやりや想像力に欠けた言動
- ルールやマナーを平気で破る
- 口が悪い
- 感情的
- 娯楽が酒・女・パチンコ
カーストが都会と逆転している
田舎の民度、高い低い以前にまず「うわー」と思ったのが都会とはカーストが逆転しているという点です。
都会では、勉強もスポーツもできるいわば優等生が真っ当に評価されますが、一方田舎ではいわゆる「ヤンキー」と呼ばれる存在の方が大きい顔をして歩いていますよね。
これは学生時代の方が顕著かもしれません。私が転校した先の田舎にはタバコを吸い、交通ルールは無視、勉強もせず学校を荒らすだけの存在がカースト最上位として君臨していました。ビックリ!
真っ当に生きてる側がわりを食らうよね。
思いやりや想像力に欠けた言動
民度が低くなる原因はあとで述べますが、民度の低い田舎の人は総じて思いやりや想像力に欠けた言動をしがち。
中学生のときですが、クラスのヤンキーがいきなりキレてゴミ箱を蹴飛ばして教室から出ていき、それを先生が追いかけ授業が中止という事件がありました。受験前にこれはキツかった……
みんな勉強しに学校来てるんだけど?他の人の勉強する機会を奪ってることに気づいて!
また世の中にはさまざまな考え方やバックグラウンドを持った人がいる、ということを知らずに独りよがりに偉そうにモノをいうタイプが多いです。
マナーやルールを平気で破る
民度の低さとしてマナーやルールを破る人が多いのもあげられます。
たとえば田舎では恐ろしいことに、今でも飲酒運転をする人がいます。しかも、身近に。なんと周りがそれを容認していたり、会社も人手不足だからといって解雇しない、という話をついこないだ聞きました。
倫理観や当たり前の常識を持ち合わせていなくても、悪い意味で寛容に受け入れられる田舎の環境。真っ当な人が居心地悪く感じることが多いですね。
口が悪い
民度の低い人の特徴として、口の悪さも挙げられます。口の悪さといっても内容は2種類あって、
- 言葉遣いが荒い
- 内容が攻撃的
「言葉遣いが荒い」は、たとえば「彼氏ができた」は「おとこができた」など、シンプルに使う言葉に品がないな、と感じさせることです。
アラフォーお局さまも「ケツが痛い」とか「昼飯食った」とか普通に使ってる。
「内容が攻撃的」なタイプもいますね。たとえば仕事でミスが多い同僚に対して「ちゃんと考えろや、頭沸いてる!」と本人を目の前にして言ったり・・・
「大人な言い回し」やボキャブラリーが不足しているなと感じます。
感情的
民度の低さとして感情的なのもあげられます。
思ったらそのまますぐ言葉にしちゃったり、ひどい場合手が出たり。
一旦考えるってことをしないよね。
田舎のヤンキーがけんかっ早いというのは、脳と身体が直結しすぎて(感情的過ぎて)いるためでしょうね。
シナプス大活躍!煽
娯楽が酒・女・パチンコ
文化や行動様式のレベルがあらわれるのが、趣味や趣向。
話題の中心が「酒」「パチンコ・スロット・競艇・競馬などのギャンブル」。これ自体は個人の趣味なのでいいのですが、ただそれ以外のちょっと高尚っぽい趣味を他人がしているとなると「気取ってるw」などとディスりがちなのが×。
たとえば「最近の株価が~」とか「今まで行ったおすすめの海外旅行先」などの話をすると、一部からは変わった人という扱いを受けるので注意。共通の話題に乏しいので、世間話も一苦労です。
そもそも”株”とか”海外旅行”が「気取ってる」扱いのなのもよくわかりません。
どうして田舎の民度が低いのか
ではどうして田舎の民度は低いのか。
さまざまな要因が絡み合っている複雑な問題ではありますが、田舎でも民度が低い人と高い人はいます。両者の違いと都会との違い、双方を比較して私なりの考察をしました。
教育レベルの低さ
民度と教育レベルには相関関係があると個人的には思います。
田舎の職場では「大学はムダ、女に学問は不要」って堂々と言う人がいて卒倒しそうになった……
これは都会も同様ですが、学歴が低くなるにつれ基本的な読み書きや教養の不足があり、物事の理解が正しくできない、広い視野で考えることができず独りよがりな考えに陥いる。これにより、偏見やステレオタイプに基づいた意見や行動が増えることがあり、他者とのコミュニケーションで摩擦が生じる原因となります。
たとえば
- 本を読む
- セミナーを受ける
こういった「学びの姿勢」が軽視されている環境では、世の中の仕組みやルールを知らないゆえ、無知で幼稚な発言になるのでは?と思います。
経験の浅さ
特にずっと田舎に住んでいる人は、経験の浅さ=モノを知らないゆえ民度が低いなと感じます。
田舎は異なる文化やバックグラウンドを持つ人々との接触が少ないですよね。これにより、他者の視点や感情に理解を示すことが難しくなり、対立や摩擦が生じる可能性があります。
外国人とか見ると大騒ぎ・・・
社会的・経済的に発達していない
都会との社会的・経済的な格差も民度の低さを感じさせる要因の一つです。
社会的な格差とは
- 仕事の選択肢の少なさ
- 大学など教育機関が身近にない
- 電車や新幹線が未発達
などがあげられます。
WEBマーケティングしてます!なんていうと「カッコつけてるww」って言われたり。
都会ではよくある仕事や娯楽が身近にないゆえ「知らない」「分からない」ことは否定するみたいな人も多いです。
また、経済的な面でも収入が低く好きなモノを買えない、好きなことをできない、といった生活面での我慢を強いられていることも。個人的には「お金の余裕=心の余裕」に繋がると思います。
お金がないことで他人に対して妬んだり嫉んだりする人も
お金がない故、経験も少なくなり視野も広がらない、という悪循環になります。
人やモノの流動性がない
多様性や、想像力って、結局のところ自分の半径数mにどれだけ多様な世界を持っているかによって決まるのでは?と感じます。
特に、新幹線や電車などの交通機関が発達しておらず人の行き来がなく、新しいサービスやお店が生まれない田舎では「新しい考え方」「さまざまな経験を持った人」と出会う機会がありません。
となると、考え方や常識も広がりようもありませんよね。
ハイスペック層が極端に少ない
田舎にはいわゆる高学歴・高収入なハイスペックと呼ばれる存在がほぼいません。このような人たちは一般的にこのような特徴があります。
- 経験が豊富
- 視野が広い
- 向上心がある
- 勉強熱心である
社会の中にこのような人材が多くなればなるほど、雰囲気や考え方がいい意味で引っ張られるのですが、残念ながらこういった層は田舎から出てしまい、戻ってこないケースが多いです。
となると、民度の低い層のボリュームが厚くなります。その結果、その民度の低さが「普通」とされてしまうので田舎全体として民度が低くなる傾向にあると感じます。
田舎の民度の低さにうんざりしたら、あなたができる対処方法4つ
高校を卒業して田舎から出た私ですが「民度の低い環境にうんざり!」なあなたに解決法を示すとしたら「都会に出ること」とまずは言いたい!都会のいいところは逃げ場がある&人間関係がある程度選べる点。
私もだけど今すぐ田舎を脱出できる状況じゃないんだよな。
そんなあなたでもできる解決方法も教えるね!
- 田舎を出る
- 関わるコミュニティを選ぶ
- 田舎に住みながら都会の会社に就職する
- 勉強する
田舎を出る
「田舎の中で、少ない経験値とせまい価値観の中で大きな顔をしているやつらがキライだ」
「がんばろうとする人を笑ったり、足を引っ張ぱる世界がイヤ」こう感じるあなたは、ぶっちゃけ田舎を出るのが一番です。
でも都会にもヤンキーとかいるやろ?
確かに。でもメイン層ではないので、普通に暮らしていたら関わることないし、いても「うわ・・・ww」っていう扱い
実際、私は田舎を出て同調圧力がなく自分がやりたい!と思ったことにすぐアクセスできる都会の方が息がしやすかった。
とはいえ「いきなり都会に出るには費用面が心配」「何から手をつければいい?」と思いますよね?
こんな人は、所持金10万円から都会に行く方法と手順をステップで解説したこちらを読んでみてください。
「都会にも自分が出来そうな仕事はある?」という堅実なあなたはキャリア別に使いやすい転職エージェントを紹介した記事も読んでみてね。
関わるコミュニティを選ぶ
田舎で民度の低さにうんざりしているなら、自分が染まらないように関わるコミュニティを意識的に選ぶのも大事です。
経営コンサルタントの大前研一さんの有名な言葉に、
人間が変わる方法は三つしかない。一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える、この三つの要素でしか人間は変わらない。
大前 研一(経営コンサルタント)|時間とムダの科学
住む場所を変えられないなら、付き合う人を変えるのが大事!とはいえ、田舎ゆえ職場もプライベートも趣味もどこかしらで誰かが繋がっていますよね。
まっさらな関係作りって結構難しい!
であれば、InstagramやTwitterといったSNSで同じような趣味や仕事、境遇の人たちとゆるく繋がりを持つのがおすすめです。
付き合う人が100%田舎の人だとウンザリするから、意識的に外の世界の人を繋がると精神的に楽だよ。
あとは1日の大半を過ごしている職場を変えるというのも一つの手です。ただ転職するれば万事解決!という訳ではなく、民度のいい職場選びにはコツがあります。
民度のいい職場選びのコツ
- 地元密着企業は避ける
- なるべく規模が大きいところ
まだまだポイントはあるのですが、ざっくりとはこの2点。その理由や田舎でも民度のいいお宝企業を探す方法は以下の記事でくわしく解説しています。
田舎に住みながら都会に就職する
「介護や家の都合で都会に行きたいけど、いけない」
そんなあなたは田舎に住みながら都会の会社に就職する方法もあります。
- 職場の人間の民度が低すぎてイヤ
- 向上心のない同僚や先輩に呆れる
- 転職したいけど田舎なので求人がない
こんなあなたは、一度リモートで仕事を探してみるのもあり。
▶営業や事務系の仕事もあり!リモートワークを探せるおすすめのサイト&エージェントはこちらで紹介しています。
ただ田舎に住んでいると「リモートで働いた経験やスキルがない」っていう人も多いはず。でも、WEBでできる副業から少しずつリモート経験と実績を積んで1年後に在宅勤務で正社員として働く、という手もあるので安心してくださいね。
私も未経験でWEBライターとして副業をしていますが、基本チャットでのやり取り。
業務委託っているのもあるけど、人間関係がさっぱりしていて働きやすい!
▶WEBで完結!リモートのスキルと経験を積める未経験からできる副業はこちら!
勉強する
あなたが今、学生であるならとにかく「勉強する」。これが民度の低い環境から離れる最大のコツです。
これは実体験なのですが、ヤンキーが幅を利かせる公立中学校から田舎の進学校の高校に進学した結果、
ヤンキーがいない!そして、口の悪い人が少ない!
その後、わりと真面目に勉強し都会の大学に進学した結果、
学校にもバイト先にも民度低い人いない!!驚
むしろ尊敬できる人が多い!
人の趣味や嗜好をバカにしたり、笑ったりする人がいないのですよ。「そっか~、そんなのもあるんだね(^^♪」と各々を尊重する素晴らしい世界で非常に生きやすい。
ですので、学生であればとにかく勉強しましょう!勉強すれば、大学に進学する選択肢も出てきます。さらに成績が優秀であれば、経済的に厳しくても奨学金で格安で都会に出れるチャンスも出てきます。
社会人で何を勉強すれば?というあなたはまず読書がおすすめです。特に「お金」の勉強はしないと損をし続けます!
でも、どんな本がいいかよくわからないよね。
限界シンママでも資産1,500万円になれた、私のおすすめ本は以下の記事で紹介してるよ!
▶田舎の民度に染まって勉強しないとどうなるか、Uターンして思うこと。
田舎の民度の低さにうんざりして都会に出て気づいたこと
民度の低い環境から離れるのも、そう簡単なことではないですよね。リスクを冒してまで都会に出て、果たして本当に民度の低い環境から逃れられるの?と気になりませんか?結論から言うと、民度でいうと都会が圧倒的に暮らしやすかった。
ここでは、田舎から都会に出て私が感じた民度の違いやリアルを紹介します。。
- 民度の低い人が圧倒的に少ない
- いわゆるエリートほど余裕がある
- 民度が低い人は「うわー」という扱い
- 都会の方が圧倒的に暮らしやすかった
民度の低い人は圧倒的に少ない
都会にも民度の低い人はいますが、田舎と比較すると圧倒的に少ないです。数が少ないというより、割合が少ないという方が正しいですね。なので、日常生活で出会わない。住む世界線が違うといった感じでしょうか。
あと、田舎だと民度の低い人の方が声がデカく、組織のカースト上位に占めているというおかしな現象がありますが、都会は逆。
学歴、職歴、家柄などがハイスペック、いわゆる勉強もできてスポーツもできる人がちゃんと「すごいね」と言われて、きちんと真っ当に生きてきた人が評価される世界。
頑張れる人、向上心のある人、実力のある人は絶対都会の方が生きやすいです!
いわゆるエリートほど余裕がある
「金持ちケンカせず」とはよく言ったもので、いわゆる高学歴、高収入などハイスペックな人ほど余裕があって優しい印象。
このような人って、自分に余裕や自信があるからか変にコンプレックスをこじらせておらず、他人に対して攻撃的でないなと感じます。
実際、新卒で入った割と高学歴が多い会社は穏やかな人が多くて働きやすかったな!
田舎のヤンキーと違って自分に足りないモノを「分析」して「学ぶ」のに忙しいので、間違っても他人にケンカを吹っかけてうっぷんを晴らすようなことはしません。
民度が低い人は「うわー」という扱い
都会でも民度の低い人はいますが、きちんと「ヤバイやつ」認定を周囲からされています。
ある意味真っ当な扱いを受けているので、こちらが気を遣ったり萎縮したりする必要がありません。
田舎だとこういう人が大きい顔して暮らしているから辛い・・・
基本的に普通に暮らしていれば、民度の低い人と交わりあう機会はありません。理不尽だったり不愉快な思いをすることはグンと減りました。
都会の方が圧倒的に暮らしやすかった
結論、私個人としては都会の方が圧倒的に自分らしく生きやすかった。いちいち人の生き方にケチをつけたり、笑ったりする人が本当にいないわけです。特に「〇〇がしたい!」「こうなりたい!」と意思や向上心がある人は息がしやすい環境。
自分の「好き」がある人は、周りの視線を気にせず没頭できるし、同じような仲間ができてとっても楽しいですよ。
田舎では美術館が好き!と言ったら??って顔されたな・・・
新しいモノに抵抗がない
成長したい!人は都会の方が合いそうだね。
まとめ|田舎の民度にうんざりする人は一度都会に出よう
繰り返しになりますが、都会にも民度の低い人はいますが田舎のようにカースト上位を占めていたり、中心層ではありません。
20代、30代でまだ若いのであれば、一度田舎を出て都会で暮らしてみるのを強くおすすめします。
田舎の人を見て「うわー」思って暮らしていくのと、「こんな人みたいになりたい!」と尊敬できる人の多い環境で過ごすのでは20年、30年に大きな差が出ると思いませんか?
特に田舎の民度にウンザリしている、常識あるあなたのような人はね。
今は、シェアハウスなど初期費用をグンと抑えて都会に出る方法はいくつもあります。まずは、どんな流れで何をすべきかチェックしてみてくださいね。
▶「どんな仕事があるか見てみたい!」あなたは、こちらで仕事をチェックしてみましょう!
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