「シングルマザーの転職のリアルを知りたい」、「転職活動を成功させるためのリアルな方法を知りたい!」というあなたはぜひ見てください。
私自身、離婚を決意してからパートや正社員など雇用形態を変えながら3回も転職しています。その結果、現在は年収300万円ほどとなり、ある程度安定した暮らしができるようになりました。しかしここに至るまで、クビも経験し「詰んだ」状況にもなりました。
クビになっても何とか這い上がってこれるよ!という希望を込めて、転職活動をしているシンママ、そしてこれからシングルになろうと頑張っている人の参考になれば思います。
30代シングルマザー3回の転職を経た現在の年収は?
参考までに、転職した時の私と子どもの年齢、職種、雇用形態、給料等を紹介します。
現在の状況は以下の通り。私、31歳、子ども3歳の時に転職しました。
- 正社員 事務
- 年収約300万
- 土日祝休み
- 残業なし
今は天国のような勤務形態ですが、別居を決意してここに至るまで実は3回転職しています。
1社目
2社目
3社目
- 会計事務所 パート
- 時給850円
- 残業あり
- 私29歳 子1歳半
- 経理 パート
- 時給950円
- 週4日、6時間勤務
- 私31歳 子2歳
- 正社員 事務
- 月給 170,000円
- 土曜日出社多い
- 残業なし
- 私 31歳 子2歳
ちなみに3社目は試用期間でクビに!!当時は「詰んだ」と思いましたが今安定して暮らせているからオッケー!
転職経験3回のシングルマザーが思う転職活動で行ってよかったこと4つ
3回も転職すると「あー、これは失敗だったな」とか反対に「これはしておいてよかった!」と実際に感じた点がいくつもありました。
転職活動を最短で成功させたい人のためにシェアするよ!
以下で詳しく解説します。
- 求人サイトは最低3つ登録
- 「これ!」と思った求人は即応募
- 子どもの預け先は複数確保しておく
- 履歴書や面接はプロに相談
1.求人サイトは最低3つ登録
転職活動を3回して思ったのは、
転職活動は「出会い」!!!
恋愛と一緒とはよく言ったもので、出会いが多ければ多いほど自分の希望にマッチした企業と出会えます。そのためにも、求人サイトは複数登録し出会える企業の数を多くしておきましょう。
実際、複数の求人サイトを登録していましたがサイトにより掲載されている求人は異なりました。単純にいうと2つ登録したら2倍、3つ登録したら3倍出会いの数が増えるということです。
ここ2、3年で働き方も一気に変わりました。リモートワークや時短など柔軟な働き方ができる求人サイトやエージェントは絶対利用すべき!
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2.「これ!」と思った求人は即応募
「いいな!」と思った求人は即応募!これは鉄則です。
というのも、企業側も想定以上に履歴書が届いた場合、予定していた募集期間を前倒しして受付を終了することが多々あります。また、面接の段階で「この人、採用しよう!」となった段階で当然採用活動は終了します。
特に本命の会社だと「受付期間がまだあるから、綿密に応募書類を練ろう!」と私はなりがちでした。ですが、転職活動はある意味早い者勝ちみたいなところもあるので、本命ほど見つけたら即応募しましょう!
3.子どもの預け先は複数確保しておく
シングルで転職ということは、保育園や学校など日中の子どもの預け先は確保しているはず。その上でさらに大切なのは預け先は「複数」確保しておくこと。
たとえば、子持ちの応募者が2人いたとして1人は保育園のみ。もう一方は保育園+病児保育+ファミサポ+民間のシッターサービス。さあ、あなたならどっちを採用しますか?
具体的な預け先は、
- 保育園・学童(平日は延長、土曜日も)
- 病児保育
- ファミリーサポート
- 実家
- 元旦那(義実家含めて)
元旦那と関係が悪くないのであれば、元旦那関係も含めてサポートメンバーに入れてしまいましょう。(利用するしないは別として)
「病気のとき、絶対休まない」のではなく「仕事を頑張るためにできるだけのことはしていますよ!想定されるリスクに対して、あらかじめ対策はできる人間ですよ!」という大きなアピールにもなります。
4.履歴書や面接はプロに相談
応募書類で頭を悩ますのは
- 志望動機
- 職務経歴書
この2点。書類選考を突破するためにも1社1社に合わせて書く必要があります。
大したスキルねぇ……。何を書けば??
となったので、マザーズハローワークに駆け込み応募書類の書き方を相談。今までの経歴を丁寧ヒアリングしてくれ、上手く言語化してくれました。
- 無料
- 応募書類を作成してくれる
- 自分では気づかない自分の強みがわかる
「ワード・エクセルが使える」、「業務の効率化のためマニュアルを作成した」など自分では大したことないと思っていることでも、アピールポイントになるんだなと勉強になりました。
ただ自分の強みって案外自分ではわからないもの。だからこのように、第三者に聞いてフィードバックもらう方が早いし、効率的。
転職エージェントでも同じように無料で転職のアドバイスをもらえるのでそちらも利用しても◎。
▶転職の進め方や相談に乗ってほしいならエージェントも活用しよう!
シングルマザーの転職でもっとこうすれば良かった点4つ
さすがに子持ちで3回も転職していると
「今思えば、こうしておけばよかった」、「もっといい転職先に出合えるチャンスを逃していたな」と思うことは多々。
これから転職活動されるあなたに後悔なく、そして効率よく動けるようシンママの転職での後悔ポイントをシェアしますので、反面教師にしてくださいね。
- 自分的”ハイスペック求人”にも臆せず応募する
- 転職エージェントをもっと活用
- 資格取得などスキルアップをする
- 在宅でできる仕事に目を向ける
1.自分的”ハイスペック求人”にも臆せず応募する
ついつい、子どもがいるから……スキルが低いから……「私なんかが応募できるスペックじゃないわな」
となっていませんか?子どもを産んでからの私がまさしくそう。
長時間の残業はできないし、急に休みは取るしこんなスペックじゃ優良企業がゴロゴロしている転職市場で他のライバルと同等に戦えない!と思っていました。
給料面、福利厚生面、仕事内容、休日などすごくいい!と思った求人よりワンランク下の求人ばっかり応募していたり……。
子どもが1歳、2歳でも希望条件の会社に転職している友達結構おった!!!!しかも、正社員で!!
今は子どもがいても希望の条件を満たす転職先はたくさんあるし、転職できます。
勝手に自分で自分を低く見積もっていただけと気づきました。それに、私にとってはハイスペック求人かもしれないけど、他の人からしたらそうでもないという場合もあるしね。
とにかく、応募しなければ始まりません。いいな!と思った求人は尻込みせずどんどん応募しましょう!
2.転職エージェントをもっと活用
”転職エージェント”ってなんとなく、ハイスペック求人を扱っているイメージがありませんか?「子持ちじゃ相手にされないだろうし……」と思って、1社しか登録していませんでした。
ですが、転職エージェントって思っていたより便利だし、親切。
忙しいシングルマザーこそ転職エージェント使うべきじゃない?と思った理由
- 希望条件に合った応募先を探してくれる
- 電話やメール、WEBでのやり取りが可能
- 採用担当者に響く履歴書・職務経歴書をアドバイスしてくれる
- 年収の交渉をしてくれる
「応募企業がどんな人材を求めているか知っている」のが転職エージェントの強みです。個々の企業に合わせてオーダーメイドの響く応募書類を添削してくれるのは神!
あと、転職エージェントなら希望条件を登録しておけば「こんな求人あるんですが、どうですか~?」とエージェント側から連絡をいただけました。
転職サイトを巡回する手間と時間がない人には、最高!そして無料なのよ!
転職サイトの複数登録はもちろんですが、もうすでに働いている場合は転職エージェントをメインにした方が効率的だったな……と思います。
3.資格取得などスキルアップをする
資格の取得については、賛否両論ありますが私は断然「資格取得推進派」です。
資格やスキルアップの勉強をするメリットは
2年ほどハローワークの求人をひたすら見ている時期がありましたが、資格もない未経験者は応募すらできない。というのを目の当たりにしました。
特に未経験や別業種に転職を考えている場合は、応募の間口を広げるためにも資格を取ったりスキルアップをするのは必須だなと感じました。
ただ、やみくもに資格を取っても仕方がないので、あくまで自分が希望する仕事に関連する資格を取ることは頭においておいてくださいね。
ちなみに、私が専業主婦から正社員にまで返り咲いた(?)武器となったのが、簿記と建設業経理士の資格。このあたりはまた別の記事で詳しく解説したいと思います。
▶専業主婦が簿記を取得してパート無双した話。事務系なら取って損はないよ。
▶気力・体力のない専業主婦が取るならおすすめの事務系資格はこちら!
「スキルアップしておけばよかった」とお伝えしましたが「在宅でできる仕事ってどんなものがあるのかな?」、「向いてるか軽くかじってみたい」という人は【SHElikes】というオンラインスクールがおすすめ。
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4.在宅でできる仕事に目を向ける
コロナ禍を経て、現在は在宅でできる仕事の求人が格段に増えましたよね。昔は在宅=内職だったので、選択肢が広がってうらやましい。
たとえば
- 営業
- 秘書
- 経理事務
- コールセンター
- web系(ライター、デザイン、SNS運用、マーケティング)
こんな仕事もフルリモートでできる時代です。
クビになったあとは、仕事もプライベートも上手くこなせない自分に自信喪失していたので、基本一人で仕事するリモートの求人があればきっと飛びついていたと思います。
今は、フルリモート専門でかつ正社員を探せるサイトもあります。気になる人は見てみて。
時代は変わった!シングルマザーで転職って意外といけるよ。
5年、10年前だと正直シングルマザーの転職って厳しかったと思います。が、働き方改革や女性推進や仕事と育児の両立に加えて、コロナ禍でのリモートワークの普及がダメ押しになって「ワーママの転職」のハードルはかなり下がった感はあります。
専業主婦から働くという0→1だとまだ難しいかもしれませんが、すでに働いている実績があれば尻込みしなくて大丈夫です。
あらためておさらいすると、
シンママの転職でやっててよかった4つ
- 求人サイトは最低3つ登録
- 「これ!」と思った求人は即応募
- 子どもの預け先は複数確保しておく
- 履歴書や面接はプロに相談
シンママの転職でやればよかった後悔ポイント4つ
- 自分的”ハイスペック求人”にも臆せず応募する
- 転職エージェントをもっと活用
- 資格取得などスキルアップをする
- 在宅でできる仕事に目を向ける
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